2023-2025 サステナビリティ・レポート(日本語版)

• エネルギー消費量全体に占める再生可能エネルギーの割合 • CO ₂ ならびに VOCs の年間排出量 • エネルギー効率 • 素材ごとの年間消費量 • 年間に生じる危険廃棄物ならびに非危険廃棄物量とリサイクル率

Social sustainability aspects さらに、自社ならびにサプライヤーなどウィルクハーンと関わりをもつ企業が、社 会的サステナビリティの側面でも、高い水準に達することを目指しています。その ために、安全衛生とヘルスマネジメントシステムの定期的なチェックと評価を おこなっています。チェックと評価は、もちろんサプライヤーに対しても実施します。 これらの活動は、国際労働組合総連合のフレームワーク( International trade unions to promote environmental protection and employee rights in 2009 )に基づいています。 環境的側面を評価するため、頻繁にデータの分析をおこなっています。それらを 元に、主要業績評価指標( KPI )が決められます。以下に、分析を行っている主な データを記します。 • 生産部門およびオフィスにおけるエネルギー消費量(月間・年間) • 再生可能エネルギーの消費量 • 社会的・環境的側面を体系的に把握し、それらを基準に基づき評価 • 本社工場では、 CO ₂ ならびに VOCs 排出量 50 %減を達成 • サプライチェーンに対し、サステナブル基準の遵守を呼びかけ • モジュールに基づく製品デザインとリサイクル素材の使用により、資源 を節約

• 環境・安全関連の事故発生件数 • サステナビリティ目標の達成度

CTO 、品質管理責任者、サステナビリティ担当者、各部門のマネージャーが、これ らのデータを元に、定期的に意見交換と協議をおこなっています。環境配慮の観 点から、行動あるいは優先的な取り組みが必要であると判断された事項は、以下 の通りです。 • 環境関連の法規制の完全遵守 • 環境に悪影響を及ぼす慣習の改善 • 緊急事態における環境リスクを軽減できるよう、適切な予防策を講じる • 長期的なビジネス展望とバランスを取りながら、回避できる環境への影響を 積極的に軽減 以下のマトリクスは、部門ごとに自分たちの業務によって生じる環境影響を 1 から 9 の数値で評価し、それを 3 段階 ( 赤・黄・緑 ) で色分けしたものです。改善の必要度 が高い、または中程度の項目を洗い出し、改善に向けた具体的な対策を講じ、行動 を起こします( Sustainability Action Plan ( p.36 )参照)。

生産部門(詳細)

インフラストラクチャー(詳細)

部門別

関連度・改善の必要度が低い

関連度・改善の必要度は中程度

関連度・改善の必要度が高い

持続可能的側面

エネルギー

排出物

廃棄物

材料の効率性

カスタマー・市場・品質

生物多様性、土壌

消費社会的責任( CSR )、健康・安全、 ヘルスマネジメント

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