2023-2025 サステナビリティ・レポート(日本語版)

2007 年から 2022 年までの本社における特定の環境的側面に関する推移

指標値:基準年 2007 年を 100 とする

200

基準値( 2007 年)

180

CO ₂ 排出量

160

140

電力消費量

120

材料使用量

100

溶剤( VOCs )使用量

80

廃棄物排出量

60

40

水使用量

20

0 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022

ウィルクハーン本社は、指標である 2007 年から現在にかけて、エコロジカル・フットプリントの 削減を継続的に実現させています。

Sustainability goals and sustainability performance

1989 年、ウィルクハーンの監査役会は「迷いが生じたときは、目先の利益の極大 化よりも環境保護を優先する( If in doubt ecology and social responsibility were to be valued more highly than a fast profit )」という画期的な決議を 採択しました。以来、ウィルクハーンは高い機能性と魅力、そしてサステナブル性 を兼ね備えたオフィス家具を開発してきました。ウィルクハーンにとってサステナ ビリティとは、実行可能な範囲で最大限、環境と社会への悪影響を防止すること を意味します。ウィルクハーンの事業計画の中核には、収益獲得とともに、環境面・ 社会面での企業貢献が盛り込まれています。 バッドミュンダーの本社では、 20 年以上にわたり、国際規格 ISO 9001 、 ISO 14001 、 EMAS の認証を受けた統合管理システムを敷いています。まず、 1990 年 代に、継続的な環境パフォーマンス向上に重点を置いた取り組みがなされ、その 後社会的側面、経済的側面についても順次基準の制定・対応が進み、現在では サステナビリティのすべての側面についてのケアがなされています。 2007 年には 国連グローバル・コンパクトに参加し、グローバル・コンパクトが提唱する環境保護、 従業員の権利、差別撤廃に関する 10 原則の遵守を目的とした構造改革・改善を おこないました。

2009 年には環境保護と従業員の権利促進を目的とした枠組み協定に参加して います。また、 2013 年には FSC 基準に基づく製品チェーン認証を取得し、責任 ある森林管理によって生産された木材の取引における透明性にも注目してい ます。 ウィルクハーンは、具体的なサステナビリティ目標を設定し、それを達成するため の方策を定め、 これらをサステナビリティ・アクション・プランとして情報公開して います。過去数年間の成果と、 2025 年までの到達目標および対策を、次ページ 以降で紹介します。

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