IUJパンフレット 2023-2024

国際社会起業家プログラム (3学期+フィールド実習) 海外協力隊(JOCV)候補者・終了者、及び JICA 関連留学生限定

国際経営学研究科

社会課題を持続可能なソリューションで解決

海外協力隊(JOCV)は、政府開発援助(ODA)の一環として、世界に貢献したいという想いを抱く日本の若者を2年間ボランティアと して開発途上国に派遣する、JICA(独立行政法人国際協力機構)が実施する事業です。本研究科はJOCVの終了者とこれから海外に派 遣される候補者を対象として、2021 年に国際社会起業家プログラムを設置しました。2024 年9月には JICA 関連の外国人留学生も対 象に加え、本プログラムの拡大を図っています。将来、ビジネスやNPOを通して持続可能な社会課題解決に社会起業家として携わり、 貢献したい、または、国際機関などの支援組織で民間セクターとも連携しながら社会開発のために働きたい、と希望する若者が、実際の 行動を起こすために必要な知識、考え方、つながりを得ることができる教育の場を提供することを目的としています。キャンパスでの講 義に加えて、途上国あるいは日本の地方におけるフィールド実習を通して、実際に社会起業家として活動することを想定したビジネスプ ランの試行をカリキュラムに組み込んだ実践的なプログラムです。 課程修了時には、修士(社会起業経営学)/ Master of Social Entrepreneurship : MSEの学位が授与されます。社会起業家や国際協 力専門家にはインターディシプリナリーな考え方が求められる点を踏まえ、経営学をベースに置きつつ国際関係学もバランスよく学んだ ことを示す学位が MSE です。

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

キャンパスでの3学期間の修学

長期フィールド実習

修了要件

必修科目:13 単位 選択科目:15 単位

フィールド実習:4 単位

修士(社会起業経営学) 34単位 & 研究レポート

リサーチ・セミナー:2単位

ISEP必修科目

・ビジネス・コア ・企業の社会的責任(CSR)論

・国際経営 ・財務会計学

・地域資源とソーシャル・ビジネス ・マーケティング・マネジメント

・経営戦略

選択科目(ISEP 開講科目)

・起業家精神と小事業開発 ・リーダーシップ ・デジタル・トランスフォーメー ションのマネジメント ・管理会計学 ・日本のものづくり経営 ・新規事業創出とベンチャー ・組織行動論 ・デジタル産業の世界的展望 ・農業開発と資源収入管理

・日 本の農業ビジネスと農政 ・ビ ジネスのための人工知能 ・ビジネス・プレゼンテーション ・データ分析によるビジネス支援 ・デジタルプラットホームとデ ジタルビジネスモデル ・デジタル・サプライ・チェーン・ マネジメント ・起業とベンチャーファイナンス ・起業家精神とイノベーション

・開 発政策・プログラムの分析 ・異 文化コミュニケーション論 ・開 発経済学 ・開 発政策とグローバル化 ・対 外政策決定論 ・国際人権論:文化、ジェンダー、 平等 ・国 際機構論 ・国 際政治経済論

・国際政治学 ・デ ジタル化世界の国際安全保障 ・日本の国際協力政策 ・政策評価論 ・政治制度とガバナンス ・公共セクターの人的資源管理論 ・難民・移民と人間の安全保障 ・経済開発における政府と起業 家の役割

Student Profile

間山 創(日本)

前所属

青森県庁企画政策部企画調整課/主査

ISEP特色

国際経営学研究科に所属してビジネスを学びつつ、国際関係分野の講義も選択でき、 社会問題を多くの視点から考えることができます。

研究テーマ ネパールのSingle womenのソーシャルビジネスの発展 おすすめの授業 マーケティング・マネジメント(コマイ アレッサンドロ先生)

毎日がグループワークで大変ですが、コマイ先生のパワフルな講義は必見です。

IUJ 修了後 「途上国」「地域」に関わり続けます。

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国際社会起業家プログラム

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