1zu33 Architectural Brand Identity
Recap
1zu33 Innovative Office-Space Planning
human-centered workplace の土台となる理念とデザインを生み出すため に、ウィルクハーンはデザインスタジオ 1zu33 とパートナーシップを結びま した。経験豊かな建築家たちが、理論的・実践的な視点で、 human-centered workplace のコンセプトを掘り下げました。
このコラボレーションは、未来を見据えたオフィスデザ インとは何かを考える上で、「人中心型( human- centered )」であることをキー・ファクターに据える ことから始まりました。まずは、構想を練っていく中で 核となる 4 つのテーマ( Identity /Collaboration/ Purpose/ Well-being )を決定しました。 1zu33 の エグゼクティブパートナーである Georg Thiersch は 本プロジェクトについて、次のように述べています。 「コンセプトを理解しやすくするために、バーチャルオ フィス環境を開発しました。ノードヘブンにあると設定 した架空のオフィスは、オフィス環境を取り巻く核心 的課題への、示唆に富んだソリューションを提示し ています。建築家はここからインスピレーションを 得たり、自らのプロジェクトに合ったアイディア、そして 製品を選ぶことができるのです」 A people-centric approach バーチャルオフィスをコペンハーゲンのノードヘブン地 区に置くことに決めたのはもちろん、理由があります。 ノードヘブンはおそらく現在、ヨーロッパでは最もエキ サイティングなエリアです。大規模な都市開発が進行 中のこの場所にこそ、未来を見据えたオフィスが存在 するのにふさわしいと私たちは確信していました。また、 ノードヘブンの街並みは、建築と屋外空間が明確に分 断されておらず、どちらも同じ原則に則り、共生関係 にあります。このことも、そこで働き、地域とのコミュニ ティを形成する、人を中心にした human-centered workplace のコンセプトにぴったりだと感じました。
Multifaceted challenges このプロジェクトには、働く環境にまつわる課題と、 そのソリューションの提示がなされています。多くの 企業は優秀な人材をどうすれば雇用できるか、また、 せっかく雇った彼らをどうつなぎとめておくかに苦慮 しています。また、デジタル化、グローバル化および 環境問題への対応にも追われています。これらは、 大きな課題である反面、変革のチャンスとも言えます。 いずれにせよ、私たちの将来に大きな影響を与える、 重要なことばかりです。現代のオフィスは、機能面で も精神面でも、数多くのニーズを満たすことを求めら れています。また、オフィスにはクライアントやサプ ライヤーはじめ、さまざまな人が訪れます。社員とは 異なる形でその企業に関わる彼らすべてが、その企 業らしさを感じるオフィスデザインとは何かをめぐっ て、プランナーやアーキテクトもまた、頭を悩ませる ことでしょう。「この場合、ここで働く人とビジター のどちらにとっても、アイデンティティがもっとも 重要です」と、 1zu33 のエグゼクティブパートナー、 Hendrik Müller は強調します。
日常的にも、何か特別なときでも いつも、人々がその企業のアイデン ティティをオフィスから感じ取れる ことが、もっとも重要です。
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