Yonda brochure_日本語版

エコロジーの思想がまだ世間に浸透していない時代から、ウィルクハーンは 時代に先駆けて、「サステナブルなプロダクトデザインとは何か」を定義していました。 もっとも重要視されるのは、 Durability (耐久性)です。ウィルクハーンでは、 単に頑丈で長持ちするだけでは、 Durability が高い製品とはみなしません。 デザインや機能が普遍的で、いつの時代もユーザーに必要とされる魅力と有用性を 兼ね備えてはじめて、自分たちの求める Durability の基準を満たす製品であると考えます。 さらに、修理・分解しやすい構造とすること、環境やリサイクルに弊害のある材料を 使用しないことを重視しています。

Core Principals ウィルクハーンのサステナビリティの根幹をなす、 4 つの原理

1. 無駄をなくす ‒ “the longer and better” 製品の価値を高め、ひとつの製品を長く愛用されるものとすることで、 最終的に買い替えの回数が減り、環境資源の消費を抑えることが できます。 2. 使用する材料を減らす ‒ “less is more” 原材料の性質を熟知し、少数のパーツで最大の機能性を発揮するよう 細部のデザインまで注意を払い、製品材料として使用する資源を「減らす」 こと、また、製造・輸送時のエネルギー利用を効率化し、 CO ² 排出を 「減らす」ことが、環境へのメリットを「増やす」ことにつながります。 3. 長く使い、最終的に再生する ‒ “Reuse + Recycle” 製品は修理をして長く使うことができ、さらに寿命の終わりには、 リサイクルによって再生材料に生まれ変われるようデザイン されています。 4. 公正であること ‒ “responsibility all along the line” 環境責任同様、社会責任を果たすことも重要です。家具メーカーとして 初めて、従業員の利益に対する世界的な評価とその促進に関する 国際労働機関( ILO )の国際枠組み協定に署名し、また、同様の 取り組みをサプライヤーとパートナー企業に推奨しています。

Refuse

Reduce

Recycle

Fairness

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