IUJパンフレット 2024-2025

MBAプログラム

国際経営学研究科

新興市場の波をとらえ、国際競争をリード

日本初のアメリカ型 MBA プログラムを提供するビジネススクールである本研究科は、日本と世界のビジネスの架け橋として、経営の専門知 識を相互に学び合う上で重要な役割を果たしてきました。外国人の日本の労働市場へのアクセスや、日本企業のグローバル展開をサポート することで、本学は急速に変化する環境の最前線に位置しています。その結果、英『エコノミスト』誌のMBA世界ランキングトップ100 校に幾度も選出され、2018 年には世界的なビジネススクールの認証機関である AACSB の認証も取得するなど、国際的に認められています。 本プログラムのカリキュラムは、「新興市場の波をとらえ、国際競争をリード」という信念のもとで設計されており、急成長する新興市場で 国際的な競争優位性を獲得するための知識、スキル、そしてマインドセットを学ぶことを主眼としています。さらに、本カリキュラムは現 代の課題に対応するために継続的に改善されており、最近では、サステナビリティ、デジタルトランスフォーメーション、第4次産業革命 がビジネスにもたらす影響の大きさを踏まえ、技術革新と持続可能な発展を促進できる力を身につけ、社会的責任を果たすことのできるビ ジネスリーダーを育成することに重点を置いています。 1年次には重要な経営理念に身を浸し、グローバルリーダーシップと新興市場のダイナミクスを集中的に学びます。特にアジア、中南米、 アフリカに焦点を当てたケーススタディを通じて、多国籍なメンバーとの議論を重ねる過程で、実践的な異文化コミュニケーション能力と リーダーシップが培われます。1年次の最終学期からそれぞれのキャリアゴールを念頭に置いた選択科目の履修を開始し、各分野の教員の 指導の下、専門性を磨きます。日本の企業文化に溶け込めるよう、日本語プログラムへの参加も推奨されています。

カリキュラム

1年次

2年次

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(経営学) 40単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート

必修科目:19 単位

選択科目 :15(19)単位

特別演習(論文指導):6単位

MBA必修科目

・マーケティング・マネジメント ・オペレーションズ・マネジメント

・財務会計学/財務諸表の理解 ・国際経営 ・管理会計学

・企業財務 ・企業の社会的責任(CSR)論 ・データ分析によるビジネス支援

・組織行動論 ・経営戦略

選択科目

・起業とベンチャーファイナンス ・起業家精神と小事業開発 ・起業家精神とイノベーション ・環境政策と災害管理 ・基礎経済学 ・デジタルビジネスの倫理と CSR ・ファイナンスとフィンテック ・財務諸表と経営分析 ・デジタル時代のグローバル戦略

・クロスセクション・パネルデータ分析 ・顧客関係管理(CRM)

・広告戦略 ・日本の農業ビジネスと農政 ・ビジネスのための人工知能 ・応用計量経済学 ・ビッグデータ分析 ・ビジネス・プレゼンテーション ・新興市場戦略論 ・消費者行動 ・技術革新とデジタルの時代における企 業戦略論

・Python によるデータ分析 ・データ管理とモデリング ・データドリブン組織

・デジタル・マーケティングとカスタマー・ジャーニー ・デジタルプラットホームとデジタルビジネスモデル ・デジタル・サプライ・チェーン・マネジメント ・エネルギー政策とビジネスリーダーシップ ・計量経済学

Student Profile

長野 沙井紋(日本) 前所属

法政大学 人間環境学部 人間環境学科

MBA特色

世界中のビジネス事例を定期的に取り入れたケーススタディを通じて、グローバル経営人材を 目指すことができます。 中小企業における持続可能なサプライチェーンマネジメントと企業業績およびガバナンスの関係 グループワークを通じて市場に存在しないプロダクトをコンセプトの発想から、販売までの一 気通貫した過程に触れることができます。市場調査分析や、コンセプトを生み出すまでの過程 は骨が折れることもありますが、仲間とのブレインストーミングやディスカッションを通じて、 クリエイティブ思考やプロダクト管理全体のプロセスを俯瞰する力を養うことができます。 世界中の人と繋がり、懸け橋となれるようなグローバル人材に成長していきたいです。

研究テーマ

おすすめの授業 製品開発のマネジメント(リー ウェンカイ 先生)

IUJ修了後

12

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