学長メッセージ / 国際大学について
「世界が協力する場」に参集し「人間力」を身につけよう
大学院大学である国際大学の1学年の学生数は約210人です。 このように少人数 ではありますが、実に60カ国以上の国・地域の学生が、世界中から集まっています。
日本国内に現存する「グローバルな異空間」であり、文字通り「世界を学び、日本を 学ぶ場」となっています。 基本的には全寮制をとり、英語だけを授業言語とすることに よって、世界標準の国際関係学および国際経営学に関する大学院教育を深いレベ ルで受けることができます。 世界各地から集まった学生が24時間365日にわたって、新潟県南魚沼市にある浦 佐キャンパスで勉学と生活をともにするのですから、濃密で多様性に富んだネットワーク が必ず形成されます。つまり国際大学は、将来につながる「世界が協力する場」とも なっているのです。 アフターコロナで世界のあり方は大きく変わり、情報通信技術の発達で自ら考えなくて も自動でできる事が増え、意思決定すらも人口頭脳が代行する時代が始まろうとし ています。その反面、人々は成長し挑戦する機会を奪われているようにも感じます。 この「閉塞状況」を打破し、「世界が協力する場」である国際大学に参集して、未来 を切り開く「人間力」を身につけましょう。
国際大学 学長 橘川 武郎
国際大学について
国際大学は、経済界や政府機関、国際機関のリーダーによって、日本初の全ての授 業を英語で行う大学院大学として1982年に設立されました。 創立以来40年にわたり、政治、経済、経営等に関する専門的な知識と技能を取得 し、かつ、世界が直面する諸課題に取り組むための歴史的・文化的視野を培うことの できる学習と研究の場を提供してきました。 60カ国以上の国・地域から学生が集まり、 優れた教授陣が教育にあたる国際大学では、次の2つの研究科で修士課程と博士 課程を提供しています。
“Where the World Cooperates”
初代理事長 中山 素平
国際関係学研究科(修士・博士) Graduate School of International Relations(GSIR) 国際経営学研究科(修士) Graduate School of International Managemen(t GSIM)
理事長 槍田 松瑩
国際大学は、これまで144カ国・地域から5,400名以上の修了生を輩出してきました。 その幅広い人的ネットワークは、学際的・実践的研究を国内外の国際機関、経済界、 政府機関等と協力して行う際に大いに役立っています。 2014年9月、日本社会のグローバル化を牽引する大学として、文部科学省「スーパーグ ローバル大学創成支援事業」に選定されました。 また、2018年2月、国際経営学研 究科は、マネジメント教育の国際的な認証評価機関であるAACSBより世界で最高水 準の教育を提供する教育機関として認証を取得しました。
1976 年(財)国際大学設立準備財団 設立発起人代表(敬称略、肩書当時)︓ 佐々木直(経済同友会代表幹事) 土光敏夫(日本経済団体連合会会長) 永野重雄(日本商工会議所会頭) 水上達三(日本貿易会会長) 中山素平(日本興業銀行相談役)
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