国際関係学プログラム
国際関係学研究科
地球規模の問題解決に貢献する実務家、研究者を養成
国際関係学プログラム(IRP: International Relations Program)は、国際関係学(IR:International Relations)と政治学(PS: Political Science)の2つの学位を提供します。
必修科目の履修を通して、IR専攻学生は、国際関係上の諸問題を理解するために必須となる基本的な概念と理論、経験的知識や分析能力の 獲得を、PS専攻学生は、比較政治、政治制度、政治理論、方法論などを学び、政治学における諸問題を分析する方法論的スキルの獲得を目 指します。 加えて本プログラムでは様々な選択科目を提供しています。IR 専攻学生は、自己の関心に沿うテーマや地域に関する科目を選択することで、 高度に専門的な最新の国際関係上の知識を吸収し、複雑で変化の激しい国際関係の事象を的確に捉える力を養えます。PS専攻学生は、国際 関係論や国際政治経済などの科目を選択することで、幅広い政治学の知識を得ることができます。
本プログラムの修了生は、その専攻にかかわらず、地球規模の様々な課題を分析し、それを解決する政策を立案する能力を有する人材とな ることが期待されます。
カリキュラム
※カリキュラムは変更になる場合があります
1年目
2年目
修了要件
秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期
修士(国際関係学)または修士(政治学) 40単位 & 修士論文 または 44単位 & 研究レポート
必修科目:16単位
選択科目: 18(22)単位
特別演習(論文指導): 6単位
IR必修科目
PS必修科目
・比較政治論 ・対外政策決定論 ・国際関係史 ・国際人権論 ・国際機構論 ・国際政治経済論 ・国際政治学 ・政治理論
・応用計量経済学または計量経済学 ・比較政治論 ・地方自治体と公共サービス ・政治制度とガバナンス ・政治理論 ・行政学 ・リサーチ方法論 ・統計学
選択科目(IRP開講科目)
・アメリカ対外政策論 ・開発政策・プログラムの分析
・日本の国際関係と外交政策 ・ユーラシアにおける国際関係 ・アフリカ開発の課題 ・日本の開発協力の実践 ・日本政府と政治
・世界の中の近代日本 ・日本近代化の政治経済史 ・戦後の日本政治 ・公共セクターの人的管理論 ・質的研究方法論 ・安全保障と戦略:国家と国家関係からの 視点
・中国外交論 ・外交と国家 ・基礎経済学 ・国際政治経済史 ・国際法
・日本の国際協力政策 ・日本の安全保障政策
Student Profile
ナルクワァゴ, ヘレン(ウガンダ)
前所属
マケレレ大学 アシスタント講師
IRP特色
IRPでは他の学生がどのように世界を捉えているかという異なる見方に触れ、国際問 題について広く論理的に考えるようになります。将来の自国や国際社会と関連する複 雑な問題を、多様な啓発や知識を用いてどのように解決していくかを学びます。
研究テーマ ウガンダ難民政策の分析 おすすめの授業 国際機構論(加藤 宏 先生)
しっかりとした指導かつ情報量が多く、視野が広がり、やりがいのある授業
IUJ 修了後 PhD 取得を目指します。
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国際関係学プログラム
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