公共経営・政策分析プログラム
国際関係学研究科
公共経営・政策分析プログラム(PMPP: Public Management and Policy Analysis Program)は、公共経営学(PM:Public Management) と公共政策学(PP:Public Policy)の2つの学位を提供しています。 国際化・多様化・デジタル化に対応しうる公共・非営利部門の次世代リー ダーを育成
「科目履修」と「修士論文または研究レポートの作成」からなるカリキュラムは、公共経営や政策に関する幅広い領域を網羅するよう編成さ れています。公共部門で必要とされる知識とスキルを有し、優れたマネジメント力を発揮する人材の育成を目指します。
政策分析入門、公共政策プロセス、統計学、計量経済学、ミクロ経済学等の科目に加え、公共経営学専攻の学生は、公共組織経営、行政学、 公的予算と財務といった科目の履修を通じて、より良い公共サービス提供のために必要な理論・学術的知見の獲得を、公共政策専攻の学生は、 費用便益分析、政策モデリング入門、政策評価論といった科目の履修を通じて、公共政策の策定や履行に求められる専門知識の獲得を目指 します。修士論文または研究レポートでは、公共経営・政策に係る研究の問いを設定し、それに対する回答を導き出すことが求められます。
カリキュラム
※カリキュラムは変更になる場合があります
1年目
2年目
修了要件
秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期
修士(公共経営学)または修士(公共政策学) 40 単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート
必修科目: 16単位
選択科目 : 18(22)単位
特別演習(論文指導): 6単位
PMPP必修科目
・(応用)計量経済学 ・費用便益分析(PP) ・政策分析入門 ・政策モデリング入門(PP)
・公共組織経営(PM) ・ミクロ経済学Ⅰ:価格理論 ・政策評価論(PP) ・行政学(PM)
・公的予算と財務(PM) ・公共政策プロセス ・統計学
選択科目(PMPP開講科目)
・行政学 - アジアの視点から - ・環境政策と災害管理 ・産業組織論と政策分析 ・情報政策管理 ・日本政府と政治
・公的部門のリーダーシップ ・地方自治体と公共サービス ・マクロ経済学Ⅰ:所得理論 ・経済数学と数値計算 ・パフォーマンス・マネジメント ・政治制度とガバナンス
・公共セクターの人的資源管理論 ・公共組織論 ・質的研究方法論 ・リサーチ方法論 ・サーベイ・データと因子分析
Student Profile
ホク,ムハンマド フォイジュル(バングラデシュ) 前所属 DPDC社 人事担当 次長 PMPP特色 このプログラムには、公共組織を正面からリードするために必要なスキルと知識を高 めることができ、私たちが意思決定を行う際に起こりうる実際の問題に焦点をあてて います。 研究テーマ バングラデシュにおけるインフラ投資と経済成長 おすすめの授業 計量経済学(ワン チュン イー 先生) 組織が影響を受ける様々な要素の因果関係を理解するのに役立ち、意思決定の際に大 いに活用できます。 IUJ 修了後 母国に戻り、IUJ で得た知識を公共サービスの向上に役立てたいと考えています。
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公共経営・政策分析プログラム
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