MBA 1年制プログラム
国際経営学研究科
変革を恐れず、社会的責務を果たすリーダーの育成
気候変動とビジネスプロセスの急速なデジタル化は、ビジネスの潮流にパラダイムシフトをもたらしています。加えて、企業は環境・社会・ ガバナンス(ESG)への取り組みをこれまで以上に重視するようになっています。パリ協定では、産業革命以前と比較して世界の平均気温 の上昇を 1.5 ~ 2.0℃以内に抑えることが求められており、ビジネスリーダーには、気候リスクや ESG 課題を正しく理解し、経営戦略や業 績管理に組み込む力が求められています。さらに近年、デジタル化、人工知能、機械学習といった先端技術がビジネスの在り方を急速に変 えています。本学の MBA 1年制プログラム(IMBA)は、こうした急激な変化と複雑な課題に果敢に挑む次世代のグローバルリーダーを育 成します。 本プログラムでは、12 か月という短期間で、マネジャーとして革新的な課題解決に取り組むための実践力を身につけます。ケーススタディ を中心に、先進国・新興国を問わず実際のビジネス事例を分析し、現場に応用できる力を養います。最終学期にはキャップストーン科目を設け、 これまでに培った知識や理論を総動員して、具体的な経営課題に取り組む集大成の学びを行います。 IMBAは、単なるビジネス教育の枠を超え、真の国際ネットワークを築く場でもあります。60ヵ国以上から集まる多様な学生たちと共に学び、 生活し、交流することで、他では得がたい国際的な学びの環境が生まれます。修了後は、世界中に広がる IUJ 同窓ネットワークの一員として、 キャリアを支える知見と人脈を活かし続けることができます。
■ カリキュラム 秋学期
※カリキュラムは変更になる場合があります
冬学期
春学期
夏季期間
修了要件
必修科目:11 単位 選択科目:16単位
修士(経営学) 32単位 & 研究レポート
リサーチ・セミナー: 2単位
キャップストーン科目:3単位
IMBA 必修科目
IMBA キャップストーン科目
・企業の社会的責任 (CSR) 論 ・財務会計学
・国際経営 ・組織行動論
・経営戦略 ・デジタル・ディスラプションの戦略論
・インターナショナル・キャリア開発 ・リーダーシップ・ブートキャンプ ・戦略シミュレーション
(MBA・IMBA 共通)
・リサーチ方法論 ・リスク・マネジメント ・サービス・マネジメント ・日本の中小企業 ・サステナビリティ・トランスフォー メーション戦略 ・サステナブルファイナンスと投資 ・官民における DX の実践
・製品開発のマネジメント ・公共組織経営 ・マーケティング・インテリジェンス ・マーケティング・リサーチ ・日本のものづくり経営 ・交渉戦略 ・新規事業創出とベンチャー ・ポートフォリオ・マネジメント
・人的資源管理とタレント・マネジメント ・情報政策管理 ・国際金融論 ・機械学習とビジネスにおけるテキスト分析 ・日本的経営と企業統治 ・日本社会のデジタル・トランスフォーメーション ・日本の主要産業と人事手法 ・リーダーシップ ・デジタル・トランスフォーメーションのマネジメント
■学生プロファイル
佐藤 友香(日本)
前所属 株式会社モスフードサービス コーポレートオペレーション部リーダー IMBA特色 1年という限りある時間の中で、留学生とのグループワークを交えながら経営戦略や 財務、人材管理などのビジネスの中核分野を学ぶことができます。 研究テーマ 日本の外食産業で働く外国人社員の労働環境について お気に入りの授業 リーダーシップ さまざまなリーダーシップスタイルについて実際の事例を取り入れたケーススタディ を通して学びます。授業中のロールプレイやディスカッションを通じて理解を深める ことができます。 IUJ 修了後 IUJ で得た知識や経験を活かし、グローバル人材の管理や育成面で貢献したいです。
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