IUJパンフレット2025-2026

学長メッセージ

グローバルな異空間で日本人としての自分を磨く

大学院大学である国際大学は、世界中の60 ヵ国・地域から400人余りの学生が集まり暮らす、国内に類例 を見ないグローバルな異空間です。 授業や会議はすべて英語、職員もほぼ全員が英語を話します。 全体の9割以上を占める外国人学生の多くは、JICA(国際協力機構)やIMF(国際通貨基金)、ADB(アジ ア開発銀行)などの厳しい審査を経て国際大学にやって来た、前途有望な若いビジネスパーソンや公務員たちで す。 充実した奨学金を利用して個人ベースで入学し、日本での就職をめざす方々もいます。 留学生の皆さんは、わざわざ遠い極東の国に来るわけですから、日本への関心や期待を強く持っています。 討論 中心に行われる授業では、「日本はこの問題にどう対処したのか」「これからどうするのか」という質問が、しばしば飛 びます。 これらに対して、少数の日本人学生(場合によっては日本人教師)が、必死になって答えるわけです。 グローバルな異空間である国際大学の住人になれば、今一度、日本の良さ、強みを再認識することになります。 それは、日本人としての自分の価値を再定義する営為でもあります。 最近の日本人は何かと自信喪失気味ですが、実際には、世界での日本人の活躍の舞台は、これまでにないほど 広がっています。 ぜひ国際大学に参集し、そこで自分を磨いて、国際舞台へ飛翔してください。

国際大学 学長 橘川 武郎

国際大学について

1976 年(財)国際大学設立準備財団 設立発起人代表(敬称略、肩書当時)︓ 佐々木直(経済同友会代表幹事) 土光敏夫(日本経済団体連合会会長) 永野重雄(日本商工会議所会頭) 水上達三(日本貿易会会長) 中山素平(日本興業銀行相談役)

理事長 國分 文也 (2025年6月就任)

初代理事長 中山 素平

国際大学は、経済界や政府機関、国際機関のリーダーによって、日本初の全ての授業を英語で行う大学院大学として1982年に設立されました。 創立以来40年にわたり、政治、経済、経営等に関する専門的な知識と技能を取得し、かつ、世界が直面する諸課題に取り組むための歴史的・文 化的視野を培うことのできる学習と研究の場を提供してきました。 60カ国以上の国・地域から学生が集まり、優れた教授陣が教育にあたる国際大学 では、次の2つの研究科で修士課程と博士課程を提供しています。

国際経営学研究科 Graduate School of International Management

国際関係学研究科 Graduate School of International Relations

〈修士課程〉 国際関係学プログラム 国際開発学プログラム

〈修士課程〉 MBAプログラム MBA1年制プログラム 日本・グローバル開発学プログラム デジタルトランスフォーメーションプログラム 国際社会起業家プログラム

公共経営・政策分析プログラム 日本・グローバル開発学プログラム 国際公共政策プログラム(1年制)

クロスレジストレーション

IUJ独自のクロスレジストレーションシステムは、 学生が自己の関心や希望進路に合わせて、 所属する研究科以外の選択科目も履修でき る制度で、2つの研究科間の教育的相乗効 果が期待できます。

〈博士後期課程〉 国際関係学クラスター 経済学クラスター 公共経営学クラスター

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