IUJパンフレット2025-2026

公共経営・政策分析プログラム

国際関係学研究科

公共経営・政策分析プログラム(PMPP: Public Management and Policy Analysis Program)は、公共経営学(PM:Public Management) と公共政策学(PP:Public Policy)の2つの学位を提供しています。 国際化・多様化・デジタル化に対応しうる公共・非営利部門の 次世代リーダーを育成

「科目履修」と「修士論文または研究レポートの作成」からなるカリキュラムは、公共経営や政策に関する幅広い領域を網羅するよう編成さ れています。公共部門で必要とされる知識とスキルを有し、優れたマネジメント力を発揮する人材の育成を目指します。

政策分析入門、公共政策プロセス、統計学、計量経済学、ミクロ経済学等の科目に加え、公共経営学専攻の学生は、公共組織経営、行政学、 公的予算と財務といった科目の履修を通じて、より良い公共サービス提供のために必要な理論・学術的知見の獲得を、公共政策専攻の学生は、 費用便益分析、政策モデリング入門、政策評価論といった科目の履修を通じて、公共政策の策定や履行に求められる専門知識の獲得を目指 します。修士論文または研究レポートでは、公共経営・政策に係る研究の問いを設定し、それに対する回答を導き出すことが求められます。

■カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(公共経営学)または修士(公共政策学) 40 単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート

必修科目: 16単位

選択科目 : 18(22)単位

特別演習(論文指導): 6単位

PMPP必修科目

・(応用)計量経済学 ・費用便益分析(PP) ・政策分析入門 ・政策モデリング入門(PP)

・公共組織経営(PM) ・ミクロ経済学Ⅰ:価格理論 ・政策評価論(PP) ・行政学(PM)

・公的予算と財務(PM) ・公共政策プロセス ・統計学

選択科目(PMPP開講科目)

・行政学 - アジアの視点から - ・産業組織論と政策分析 ・情報政策管理 ・日本政府と政治 ・公的部門のリーダーシップ

・地方自治体と公共サービス ・マクロ経済学Ⅰ:所得理論 ・経済数学と数値計算 ・パフォーマンス・マネジメント ・政治制度とガバナンス

・公共セクターの人的資源管理論 ・公共組織論 ・質的研究方法論 ・リサーチ方法論 ・サーベイ・データと因子分析

■学生プロファイル

バムヌ アラチチラゲ ニルカ ディルルクシ(スリランカ)

前所属 スリランカ内務省事務次官 PMPP特色 IUJ の PMPP は、現実の社会問題を理解し、エビデンスに基づいた政策立案能力を養 うことに重点を置き、様々な分野における複雑な社会的課題に対処するための調査、 分析、効果的な意思決定に重点を置いています。 研究テーマ 自然災害、社会関係資本と洪水レジリエンス お気に入りの授業 政策評価論 政策立案者にとって、成果を向上させるためには、エビデンスに基づいた効果的な意 思決定が不可欠です。 IUJ 修了後 災害管理における政策立案者としての仕事に従事します。

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