国際公共政策プログラム (1年制)
国際関係学研究科
JICAとの連携による政府機関幹部候補生向け 1年制ミッドキャリア・プログラム
国際公共政策プログラムは、国際大学が国際協力機構(JICA)との連携事業として設置した1年制ミッドキャリア・プログラムであり、アジア・ 太平洋州をはじめとする世界各国の若手・中堅外交官や政府省庁職員などを対象としています。
学生はそれぞれのバックグラウンドと将来のキャリア・プランに応じて、「国際問題」もしくは「公共政策」いずれかのコンセントレーショ ンを選択します。国際関係論や公共政策学の基本を中心的に学ぶと同時に、それぞれの専門分野と関心に応じて、大学が提供する幅広い科 目から選択的に履修する機会が与えられます。学生は、それまでに蓄積してきた実務経験を振り返って体系的に見直し、深めることになり ます。また、最終学期にあたる夏季期間には集中講義が用意されており、そこでは、世界経済・政治・環境がこれからどう移り変わってい くのかなどといった問題について、長期的・歴史的・多面的に考え、議論する機会を与えられます。
このように、本プログラムは、公的セクターに働く若手・中堅人材が、堅固な知識を獲得するだけでなく、国際的な諸課題について長期的・ 多面的な視点から考える力を養うようにデザインされたプログラムです。
■カリキュラム 秋学期
※カリキュラムは変更になる場合があります
冬学期
春学期
夏季学期
修了要件
選択科目:30単位(ベーシック 8 +その他選択 12)
修士(国際公共政策) 32 単位&研究レポート
特別演習(論文指導):2単位
選択科目 ベーシック
・国際人権論 ・国際機構論 ・国際政治学 ・政策分析入門 ・ミクロ経済学Ⅰ:価格理論 ・公共政策プロセス ・安全保障と戦略:国家と国際関係からの視点 ・統計学
<夏季 キャップストーンコース> ・新時代の地政学 ・資本主義の行方 ・現代中国論
国際問題
公共政策
・比較政治論 ・外交と国家 ・基礎経済学
・応用計量経済学または計量経済学 ・行政学 - アジアの視点から -
・費用便益分析 ・情報政策管理 ・公共モデリング入門
・対外政策決定論 ・国際政治経済史 ・国際関係史 ・国際紛争処理と平和構築 ・国際法 ・国際政治経済論 ・政治理論 ・質的研究方法論
・公的部門のリーダーシップ ・地方自治体と公共サービス ・公共組織経営 ・政治制度とガバナンス ・公共セクターの人的資源管理論 ・公共組織論 ・質的研究方法論
■学生プロファイル
チェン メン チェン(台湾)
前所属
台湾外交部外事担当官
IPPP特色
このプログラムは、世界中の外交官や政府高官を対象としており、参加者は1年間で、 専門スキルを磨き、グローバルな視野を広げ、アカデミックな専門家や集中的な専門 的背景を持つ学生たちから学ぶことができます。
研究テーマ
多国間関与における中国の意図
お気に入りの授業 比較政治論
教授は、異なる国家がどのように機能し、どのような政策を生み出すのか、その背後 にある論理について深い知識を提供し、異なる政府で働く学生が他国の経験から学ぶ ことを可能にしている。 外務省のポストに戻り、国際大学で得た知識を国際協力の強化に生かしていきます。
IUJ修了後
9
国際公共政策プログラム
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