国際大学(IUJ)和文パンフレット2022-2023

MBAプログラム

国際経営学研究科

新興市場の波をとらえ、国際競争をリードする

日本初のアメリカ型 MBAプログラムを提供するビジネススクー ルとして、国際経営学研究科は 1988 年の開設以来、日本と世界 のビジネスの架橋という課題に向き合ってきました。その結果、 日本人、外国人を問わず、数多くのIUJ修了生が企業のグロー バル展開に欠くことのできない人材として組織の中核を担って います。急速に変化するビジネス環境を牽引するための厳選さ れた最先端の知見を多様な学生に伝えてきた IUJ の MBA プログ ラムは、英「エコノミスト」誌 MBA 世界ランキングトップ 100 校の中に幾度となく選出され、2018 年には世界的なビジネスス クールの認証機関である AACSB の認証も取得した国際的に認め られた存在です。 MBAのカリキュラムは、近い将来の世界の経済成長予想を踏 まえ、急成長する新興市場で国際的な競争優位性を獲得するた めの知識、スキル、そしてマインドセットを学ぶことに主眼を 置きます。また、デジタルトランスフォーメーションや第4次 産業革命がビジネスにもたらす影響の大きさを踏まえ、技術革

新とマネジメントの関係性について理解を深める授業の拡充を 図っています。これらの実践的な知識やスキルを社会の持続可 能な成長と発展に利活用し、社会的責務を果たすことのできる ビジネスリーダーを育成するカリキュラムを提供します。 必修科目中心の1年次は、グローバルリーダーシップや新興市 場といったカリキュラムの柱となるテーマをケース・スタディ 形式で学びます。事例はアジア、中南米、アフリカも含み、先 進諸国にとどまりません。また、グループワークの機会が多く、 多国籍なメンバーと議論を重ねる過程で、実践的な異文化コミュ ニケーション能力と多国籍チームを率いるリーダーシップが涵 養されます。1年次の最終学期から2年次にかけては、それぞ れのキャリアゴールを念頭に置いた選択科目を履修し、各分野 の教員の指導の下、専門性を磨きます。就職後、日本の企業文 化にスムーズに溶け込めるよう、日本語プログラムに参加する ことも奨励されています。

カリキュラム

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(経営学) 40単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート

必修科目:19 単位

・データ分析によるビジネス支援 ・組織行動論 ・経営戦略 特別演習(論文指導):6単位 選択科目:15(19)単位

MBA必修科目

・財務会計学 ・管理会計学 ・企業財務

・国際経営 ・企業の社会的責任(CSR)論

・マーケティング・マネジメント ・オペレーションズ・マネジメ ント

選択科目

・財務諸表と経営分析 ・情報政策管理 ・リサーチ方法論 ・基礎経済学 ・クロスセクション・パネルデータ分析 ・環境政策と災害管理 ・マクロ経済学Ⅰ:所得理論 ・計量経済学 ・応用計量経済学

・国際金融論 ・公共組織経営 ・Python によるデータ分析 ・ポートフォリオ・マネジメント ・起業とベンチャーファイナンス ・持続可能な世界のための財務管理 ・ファイナンスとフィンテック ・顧客関係管理(CRM) ・リスク・マネジメント

・デジタルプラットフォームとデジタルビジ ネスモデル ・データ管理とモデリング ・ビッグデータ分析 ・ビジネスのための人工知能 ・デジタル産業の世界的展望 ・日本社会のデジタル・トランスフォーメーション ・日本の主要産業と人事手法 ・日本の中小企業 ・日本のものづくり経営

Student Profile 木村 真理(東日本旅客鉄道)

前ポジション 乗務員 MBA特色

優れた教授陣の指導の下、多国籍の学生たちと意見をぶつけ合い切磋琢磨できる環 境は、他にはありません

研究テーマ 多角化経営における人的資源配置の最適化 おすすめの授業 マーケティング・インテリジェンス(コマイ アレッサンドロ 先生)

理論やケースを使用した講義、実態調査やグループワークを通し、企業や組織にお ける MI について様々な側面から考えることができます 海外を含めた事業展開を通じて、地域に貢献することが目標です

IUJ修了後

16 MBAプログラム

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