5. 関連文書と証拠 目撃者との面談とは別に、ほとんどの調査では証拠を集める必要があります。これには、証拠となる手紙、メ ール、その他の通信履歴、破損した所有物、薬物またはアルコール検査の陽性結果、電子ファイル、写真、 音声ファイルや動画ファイル、申し立てや調査に関連するその他の文書、物理的または電子的な資料など、 さまざまな形態があります。このような証拠を収集し、改ざんのない状態で保存することは、捜査にとって極め て重要です。また、文書化して、書類受け渡しの記録を保持することも必要です。 製造業者の焦点: 製造施設の調査を行う場合、証拠となる文書類を入手する上で独特の障害に直面する 場合がある。たとえば、ほとんどの施設には多数の監視カメラが設置されているが、重機の存在や施設の敷 地面積が広大であるために、製造業者にとっては、裏付けとなる視覚的証拠の入手が困難な場合が多い。 そうした懸念を最小化するために、前もって計画を立てる。 6. 調査の記録文書 調査の記録方法については、慎重に検討する必要があります。作成される記録文書は、調査のプロセス、 発見された事実、到達した結論を説明するものでなければなりません。証人の陳述書や宣誓供述書は、正 確かつ関連情報のみに限定される必要があります。これらの文書を作成する際には、それらが政府機関や原 告弁護団(訴訟における証拠開示プロセスの一環として)、あるいは陪審員による審査の対象となる可能性 があることを常に考慮してください。 製造業者の焦点: 製造現場における記録の文書化には、検討中の作業手順書や安全手順に対する具体 的な言及が含まれる必要がある。たとえば、調査に機械関連の事故が含まれる場合、調査文書には、保守 記録、機械の操作手順、関連する安全監査を含めるべきである。こうした技術的な詳細を適切に記録して おくことで、法的精査に備えた防御を強化することができる。 7. 適時性 不正行為や会社方針への違反の可能性に気づいたら、即座に調査を開始する必要があります。調査は、そ の状況下で可能な限り迅速に進めるべきですが、焦らず、慎重に行ってください。すべての事実を収集し、完 全に分析できるよう、十分な時間を取る必要があります。 また、継続的な違反を防止するために、何らかの暫定措置が必要かどうかを判断することも不可欠です。 た とえば、暴力や脅迫の恐れがある場合、告発された人物を休職させるなどの措置を検討する必要があるかも しれません。 このような決定は、弁護士の助言を得ながら、個々の状況に応じて行ってください。 製造業者の焦点: 製造業では、法的な理由だけでなく、業務の継続性を確保するためにも、適時性が重要 である。不正行為や安全上の懸念事項への対処が遅れると、製造のダウンタイムやさらなる労働災害の発 生につながりかねない。欠陥のある設備や安全ではない状態に関する苦情に即座に対応することは、さらな る問題の発生を防ぎ、円滑な生産工程を維持するために特に重要である。 弁護士の関与の必要性 弁護士の関与が必要かどうか迷う状況にあるとするなら、必要性は「ある」が答えです。調査が始まる前から 、弁護士に関与してもらうのが最善です。とりわけ弁護士は、弁護士と依頼人の間の秘匿特権の下で調査
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