• ケース:クリーブランド大学病院メディカルセンター( JD-75-24 )( 2024 年 12 月 2 日) • 場所:オハイオ州クリーブランド • 内容:ストライキを起こす可能性のある団体への参加を制限する規則と、報道関係者と「病院に関 するすべての情報」の共有を禁止するという、この病院の 2 つの就業規則が問題となった。 • ALJ の所見: ALJ は、 Stericycle 基準を適用し、 2 つの規則は保護された従業員の団結権を合理 的に萎縮させるものであるとして、文面そのものが違法であると判断した。 ALJ は、患者のプライバシ ーや倫理的な懸念がこれらの規則を正当化するという病院の主張を退け、 Boeing 基準が適用され たとしても結果は同じであると指摘した。 • 要点: ALJ は、 Stericycle 基準を適用基準として採用し、その遡及適用と雇用主のより大きな責任 を強調した。 • ケース: Amazon.com Services LLC ( JD–09–25 )( 2025 年 2 月 12 日) • 場所:ニュージャージー州スウィーズボロ • 内容:会社がストライキに起因する保護対象となる欠勤を自動的に差し引いたため、複数の労働組 合と労働者団体が、雇用主の無給休暇( UPT )方針に異議を申し立てた。 • ALJ の所見:判事は、 UPT 方針は文言上は中立的であり、 Stericycle 基準および Boeing 基準に 照らしても合法であるが、その適用は、第 8 条 (a)(1) と第 8 条 (a)(3) に違反するとした。具体的には、 雇用主はストライキ活動による欠勤として差し引いた UPT 時間の回復を違法に怠り、当該欠勤が 保護対象であることを知っていたにもかかわらず、勤怠ポイントとして評価した。 • 要点: ALJ は、 Boeing 基準に言及したにもかかわらず、 Stericycle 基準を適用基準として採用した 。これは、 ALJ は過去の判例を認めつつも、 Stericycle 基準を依然として優先的に適用しており、 雇用主に対して、より厳しい責任を課していることを示している。 • ケース: Bookholders, LLC ( JD–27–25 )( 2025 年 3 月 31 日 ) • 場所:バージニア州ブラックスバーグ • 内容:雇用主は、強制的な仲裁合意を維持し、従業員に同僚間でのソーシャルメディアグループの 作成や参加に先立ち、承認を得ることを義務付ける規則を設けていた。 • ALJ の所見:仲裁合意もソーシャルメディア規則も、推定違法と判断された。判事は Stericycle 基 準を採用し、旧来のより寛容な Boeing 基準の下でも、この方針は違法であると指摘した。 • 要点:このケースは、 Stericycle 基準が単に Boeing 基準に取って代わるだけでなく、この基準が、 2023 年以前の審査では問題なかった可能性のある規則の多くがクリアできないであろう、より高いハ ードルを設定していることを明確に示している。 重要なポイント: ALJ は、機密保持規定や礼儀規則から、離職合意書や退職後の制限に至るまで、幅広 いケースや状況において Stericycle 基準を適用しています。この基準の適用範囲は広範で、どのような業 界の雇用主の方針も、自動的に精査の対象から外れることはありません。
雇用主への影響 雇用主に求められる継続的な取り組みは、次のとおりです。
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