1980 年代後半、時代に先駆け環境問題への取り組みがはじまり ます。独自のエコ・コントロール・システムの確立を進め、 1990 年、 「目先の利益より環境を優先する」という環境宣言を発表。太陽光 発電や屋上緑化などをいち早く体現したエコロジカルな工場棟の 建設や、世界で初めて使用材料の 95 %がリサイクル可能で、メンテ ナンスや素材分別がしやすい接着剤不使用のチェア「 Picto 」を開 発します。 1996 年、環境への先進的な取り組みが評価され、ドイツ 連邦環境財団から「、ドイツ環境賞」を授与されました。 新世紀を迎えた 2000 年代、ウィルクハーンは未来のワークス タイルへの提言を、より明確に発信しました。創業 100 周年に あたる 2007 年には、可動式の家具を使った動的なコミュニケー ション環境を提案する書籍「 Conference,excellence 」を刊行。 時期を同じくして、 Aline,Sito,Cura など「、 Conference, excel- lence 」を実現するための、コミュニケーションの媒介役となる製 品を発表しました。 2009 年、三次元シンクロメカニズム「トリメンション ® 」を搭載し たワーキングチェア「 ON 」を発表。従来の人間工学に運動学のエッ センスを取り入れ開発されたこのメカニズムは、身体の動きに追随 するような、立体的で、ダイナミックな座り心地を現実のものとしま した。トリメンション ® は 60 年代から着座時の身体の動きにこだ わり続けたウィルクハーンがたどり着いた、ひとつの集大成であり、 「 ON 」に続く「 IN 」「 AT 」にもそのメカニズムの原理は継承されまし た。そしてダイバーシティへの取り組みが進む現在、ウィルクハーン が予見した通り、オフィスでのコミュニケーションの重要性がますま す高まっています。ウィルクハーンは「 Sitzbock 」「 Landing 」など、 コミュニケーション / コラボレーションを生み出し、促進するツール として機能する新作群による、最新のソリューションを提案してい ます。
wiege
Dr. Jochen Hahne, President
Conference, excelennce
ON with Trimension
2000 range
Chair 232
FS-Line
Picto
Aline
Graph
Occo
ON
IN
AT
195
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