IUJパンフレット 2023-2024

国際関係学プログラム

国際関係学研究科

地球規模の問題解決に貢献する実務家、研究者を養成

国際関係学プログラム(IRP: International Relations Program)は、国際関係学(IR:International Relations)と政治学(PS: Political Science)の2つの学位を提供します。

必修科目の履修を通して、IR専攻学生は、国際関係上の諸問題を理解するために必須となる基本的な概念と理論、経験的知識や分析能力の 獲得を、PS専攻学生は、比較政治、政治制度、政治理論、方法論などを学び、政治学における諸問題を分析する方法論的スキルの獲得を目 指します。 加えて本プログラムでは様々な選択科目を提供しています。IR 専攻学生は、自己の関心に沿うテーマや地域に関する科目を選択することで、 高度に専門的な最新の国際関係上の知識を吸収し、複雑で変化の激しい国際関係の事象を的確に捉える力を養えます。PS専攻学生は、国際 関係論や国際政治経済などの科目を選択することで、幅広い政治学の知識を得ることができます。

本プログラムの修了生は、その専攻にかかわらず、地球規模の様々な課題を分析し、それを解決する政策を立案する能力を有する人材とな ることが期待されます。

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(国際関係学)または修士(政治学) 40単位 & 修士論文 または 44単位 & 研究レポート

必修科目:16単位

選択科目: 18(22)単位

特別演習(論文指導): 6単位

IR必修科目

PS必修科目

・比較政治論 ・対外政策決定論 ・国際関係史 ・国際人権論:文化、ジェンダー、平等 ・国際機構論 ・国際政治経済論 ・国際政治学 ・デジタル化世界の国際安全保障 ・アメリカ対外政策論 ・開発政策・プログラムの分析 ・中国外交論 ・異文化コミュニケーション論 ・外交と国家 ・環境・持続可能な開発と人間の安全保障 ・基礎経済学 ・現代戦略の変遷 ・グローバル・イシュー

・応用計量経済学または計量経済学 ・比較政治論 ・地方自治体と公共サービス ・政治制度とガバナンス ・政治理論 ・行政学 ・リサーチ方法論 ・統計学

選択科目(IRP開講科目)

・国際政治経済史 ・国際法

・日本の安全保障政策 ・世界の中の近代日本 ・日本近代化の政治経済史 ・戦後の日本政治 ・公共セクターの人的管理論 ・質的研究方法論 ・難民・移民と人間の安全保障 ・安全保障と戦略:国家と国家関係からの 視点 ・現代日本における社会問題:モダンとポ ストモダン

・日本の国際関係と外交政策 ・ユーラシアにおける国際関係 ・アフリカ開発の課題 ・日本の開発協力の実践 ・日本政府と政治 ・日本の国際協力政策

Student Profile

山口 将知(日本)

前所属

都市銀行、地方支店

IRP特色

学生の誰もがマイノリティという世界中のどこよりも多様性に溢れた環境で、様々な 意見やアイディアに出会い、自身の視野や可能性を広げることができます。

研究テーマ エコノミック・ステイトクラフト おすすめの授業 比較政治論(マチケナイテ ヴィダ先生)

基礎的な理論から実際の事例まで広くカバーしており、大変密度の濃い授業です。 IUJ で得る学びや繋がりを一層育み、社会に有為な人材となることを目指します。

IUJ修了後

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国際関係学プログラム

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