社会課題を持続可能なソリューションで解決 国際社会起業家プログラム 海外協力隊(JOCV)候補者及び終了者限定
国際経営学研究科
海外協力隊(JOCV)は、政府開発援助(ODA)の一環として、 世界に貢献したいという想いを抱く日本の若者を2年間ボラン ティアとして開発途上国に派遣する、JICA(独立行政法人国際 協力機構)が実施する事業です。国際社会起業家プログラムは、 JOCV の終了者とこれから海外に派遣される候補者の両方を対象 としています。隊員活動終了後に海外においてビジネスやNPO を通して持続可能な社会課題解決に社会起業家として携わり、 貢献したい、または、国際機関などの支援組織で民間セクター とも連携しながら社会開発のために働きたい、と希望する若者 が、実際の行動を起こすために必要な知識、考え方、つながり を得ることができる教育の場を提供することを目的としていま す。キャンパスでの講義に加えて、途上国あるいは日本の地方 におけるフィールド実習を通して、実際に社会起業家として活 動することを想定したビジネスプランの試行をカリキュラムに 組み込んだ実践的なプログラムです。
課程修了時には、修士(社会起業経営学)/ Master of Social Entrepreneurship : MSEの学位が授与されます。社会起業家や 国際協力専門家にはインターディシプリナリーな考え方が求め られる点を踏まえ、経営学をベースに置きつつ国際関係学もバ ランスよく学んだことを示す学位が MSE です。
カリキュラム
キャンパスでの3学期間の修学 必修科目:13 単位 選択科目:15 単位
長期フィールド実習 フィールド実習:4 単位
修了要件
修士(社会起業経営学) 34単位 & 研究レポート
リサーチ・セミナー:2単位
ISEP必修科目
・経営戦略 ・国際経営
・地域資源とソーシャル・ビジネス ・ビジネス・コア
・企業の社会的責任(CSR)論
・財務会計学 ・マーケティング・マネジメント
選択科目
・農業開発と資源収入管理 ・日本の農業ビジネスと 農政 ・ビジネス・プレゼンテー ション ・リーダーシップ ・データ分析によるビジ ネス支援
・デジタルプラットフォー ムとデジタルビジネス モデル ・デジタルサプライチェー ンマネジメント ・国際人権論:文化、ジェ ンダー、平等
・国際機構論 ・国際政治経済論 ・起業家精神とイノ ベーション ・日本の国際協力政策
・デジタルトランスフォー メーションのマネジメ ント ・管理会計学 ・日本のものづくり経営 ・新規事業創出とベン チャー
・組織行動論 ・難民・移民と人間の 安全保障 ・起業とベンチャー ファイナンス ・デジタル産業の世界 的展望
Student Profile 飯野 瑤子
前所属 ISEP特色
JICA 海外協力隊ボランティア/ルワンダ/野菜栽培 国際経営学と国際関係学の両方の授業が履修出来るため、社会起業家を目指す上で 必要な知識が横断的に身に付き、異なる分野同士の思わぬ繋がりに気付くことが出 来る
研究テーマ ルワンダでの苗生産プロジェクト おすすめの授業 日本の国際協力政策 (加藤宏先生)
開発の功罪やボランティアの意義など、多角的に学べる 農業分野で、国際協力の道に進みたいです
IUJ修了後
19 国際社会起業家プログラム
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