IUJパンフレット 2023-2024

国際大学 大学案内

2023-24

INTERNATIONAL UNIVERSITY OF JAPAN

毎年世界中から学生が集まる国際大学では学業のみならず、生活を共にし、様々なイベントを通じて 互いの文化・価値観を学び、人間同士のつながりを構築する場所となっています。 国際大学で同級生と築いたきずなは修了後のキャリアにおいてかけがえのない財産となるでしょう。 世界が協力する場

2023年5月、国際大学インターナショナル・フェスティバ ルにて本学学生が地域のみなさまと協力し、一体になっ て「Believe」を歌いました。

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世界が協力する場

目次

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修了生の声

6

プログラム紹介

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交換留学

25

キャンパスガイド

26

奨学金情報

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入学案内

プログラム一覧

国際関係学研究科 Graduate School of International Relations 〈修士課程〉

〈博士後期課程〉 国際関係学クラスター 経済学クラスター 公共経営学クラスター

国際関係学プログラム 国際開発学プログラム

公共経営・政策分析プログラム 日本・グローバル開発学プログラム 国際公共政策プログラム(1年制)

クロスレジストレーション 国際大学独自のクロスレジストレーションシステムは、 学生が自己の関心や希望進路に合わせて、所属す る研究科以外の選択科目も履修できる制度で、2つ の研究科間の教育的相乗効果が期待できます。

国際経営学研究科 Graduate School of International Management

〈修士課程〉 MBAプログラム MBA1年制プログラム 日本・グローバル開発学プログラム

デジタルトランスフォーメーション プログラム(1年制) 国際社会起業家プログラム (3学期+フィールド実習)

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目次/プログラム一覧

Alumni Voice 修了生の声

# 1

自分の基礎を培った2年間、今でも立ち返る原点です

井ノ口 一善 丸紅株式会社 国際開発学プログラム 2003年修了

「語学をマスターし海外をフィールドに仕事がしたい」―そんな思いを抱き、海外の大学に進学し、国際関係学を学んだ私ですが、結局4年間はただた だ目の前の試験にパスすることだけに必死で、何も専門性を身につけることが出来ませんでした。その反省もあり、「社会に貢献できる専門性の習得」を 目的に国際大学国際関係学研究科国際開発学プログラムに進学しました。 当時の国際開発学プログラムは、1学年50人程。その90%以上が海外(欧米、アジア、アフリカ)からの留学生で構成され、海外の大学以上に多文 化を感じることができる環境でした。 1年次にはしっかりとマクロ、ミクロ、開発経済といった経済学の基礎及び経済分析ツールを学びました。 授業は朝から夕方まであり、夕食後は自習室 に集まり、毎週の課題を「ああでもない」、「こうでもない」とクラスメートと議論したことは何年経っても忘れられません(国際大学の自習室は24時間開放 されています︕)。 毎晩睡眠不足になりながら身につけた知識は社会人になっても物事を考えるベースになっています。 また一緒に課題に取り組んだクラ スメートは今でも一生の友人、というか戦友・同志だと思っています。 2年次には修士論文に大半の時間を費やしました。千本ノックのような厳しい指摘を受け、それを1つずつ返していく作業は社会人となり、日々の業務 に向き合う中でも常にいかされた経験だと思っています。 既に退官されましたが、深夜までご指導頂いた渡辺先生には今でも感謝しています。 修了後は、外務省専門調査員、民間総合研究所で研究職として従事した後、現在は丸紅株式会社に勤務しています。 本社コーポレート部門で中 東・アフリカ地域を担当した後、昨年4月より南アフリカ・ヨハネスブルグにある丸紅ヨハネスブルグ支店で主にサブサハラアフリカの戦略推進、新規ビジネ ス開発業務を担当しています。 国際大学で身につけた専門性をベースに実務で培った経験を生かしてエキサイティングな毎日を送っています。 また当地にも国際大学修了生がいて、時々旧交を温めています。 一緒に深夜まで議論した友人、同じ経験をした先輩・後輩が、異なるフィールドです が最前線で活躍していることは嬉しく、また刺激にもなっています。 修了後もこのように刺激を受ける存在が世界中にいることも国際大学で学ぶメリット の1つだと感じています。

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修了生の声

# 2

視野の広がりを実感できる場所

コト売りで勝負できるサービス事業にグローバル規模で関わりたくてダイキン工業に入社しました。サービス本部の現場にて管理業務を経験後、入社3 年目の時に国際大学へ進学するチャンスを会社から頂きました。 当時は視野が狭く、グローバル=海外で仕事をすることしか考えておりませんでした。 し かし、海外ではMBA取得者が多く、まずは彼らと同じ土俵に立つことが必要と考え、進学を決めました。 国際大学だからこそ経験できたことが沢山ありました。 まず1つ目が多国籍かつ経験豊富な教授陣との議論です。 ケーススタディを中心に授業を進め ていきますが、ケースディスカッションの中で教授自身の成功/失敗経験に基づいた洞察が多くありました。“No pain, no gain.” “Life is difficult.” “Keep Improving.” “Think long-term.”など今でも心に刻んでいます。 2つ目はグループワークです。 1チーム5-6人で、殆ど日本人1人です。 国際大学では当たり前がない世界なので、意見を言わないと始まりません。 彼ら と向き合う体力や気力は想像以上に大変でした。時には深夜2時くらいまで議論した記憶があります。しかし、不思議なもので、1学期3か月間のグルー プワークを終えた仲間との信頼関係は強固になりました。 お互い意見をぶつけあったからこそ築けた関係だと思います。 また、2018年秋学期は、交換留学提携校(当時)の香港中文大学に行きました。 授業の中でシリコンバレーの投資家とベンチャー企業を訪問した 時に、中国人同級生が「アメリカの方が色々進んでいると思ったが中国とあまり大差なかった。 中国の成長を実感した。」と言っていたのが印象に残って います。 深圳で仕事している同級生が大半で、中国大陸の優秀な若者とのネットワークも大きな財産になりました。

修了後は、サービス本部全体を担う事業戦略グループにて、自部門の中長期計画の策定、新規事業テーマの具体化を行っております。 雲を掴むよう な業務も多く、自分を見失いかけた時に、教授陣の言葉や同級生の活躍が自分の支えになっています。 先日、ある国の同級生に連絡したところ、所

属する中央銀行の部署には3つグループあり、グルー プリーダーが3名とも私達の同級生だと教えてくれまし た。 同級生から日々刺激をもらいながら、仕事で行 き詰った時には “Think long-term.” “No pain, no gain.“ を思い出してこれからも日々精進してい きます。

尾越 梨英 ダイキン工業株式会社 MBAプログラム 2019年修了

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修了生の声

国際関係学プログラム

国際関係学研究科

地球規模の問題解決に貢献する実務家、研究者を養成

国際関係学プログラム(IRP: International Relations Program)は、国際関係学(IR:International Relations)と政治学(PS: Political Science)の2つの学位を提供します。

必修科目の履修を通して、IR専攻学生は、国際関係上の諸問題を理解するために必須となる基本的な概念と理論、経験的知識や分析能力の 獲得を、PS専攻学生は、比較政治、政治制度、政治理論、方法論などを学び、政治学における諸問題を分析する方法論的スキルの獲得を目 指します。 加えて本プログラムでは様々な選択科目を提供しています。IR 専攻学生は、自己の関心に沿うテーマや地域に関する科目を選択することで、 高度に専門的な最新の国際関係上の知識を吸収し、複雑で変化の激しい国際関係の事象を的確に捉える力を養えます。PS専攻学生は、国際 関係論や国際政治経済などの科目を選択することで、幅広い政治学の知識を得ることができます。

本プログラムの修了生は、その専攻にかかわらず、地球規模の様々な課題を分析し、それを解決する政策を立案する能力を有する人材とな ることが期待されます。

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(国際関係学)または修士(政治学) 40単位 & 修士論文 または 44単位 & 研究レポート

必修科目:16単位

選択科目: 18(22)単位

特別演習(論文指導): 6単位

IR必修科目

PS必修科目

・比較政治論 ・対外政策決定論 ・国際関係史 ・国際人権論:文化、ジェンダー、平等 ・国際機構論 ・国際政治経済論 ・国際政治学 ・デジタル化世界の国際安全保障 ・アメリカ対外政策論 ・開発政策・プログラムの分析 ・中国外交論 ・異文化コミュニケーション論 ・外交と国家 ・環境・持続可能な開発と人間の安全保障 ・基礎経済学 ・現代戦略の変遷 ・グローバル・イシュー

・応用計量経済学または計量経済学 ・比較政治論 ・地方自治体と公共サービス ・政治制度とガバナンス ・政治理論 ・行政学 ・リサーチ方法論 ・統計学

選択科目(IRP開講科目)

・国際政治経済史 ・国際法

・日本の安全保障政策 ・世界の中の近代日本 ・日本近代化の政治経済史 ・戦後の日本政治 ・公共セクターの人的管理論 ・質的研究方法論 ・難民・移民と人間の安全保障 ・安全保障と戦略:国家と国家関係からの 視点 ・現代日本における社会問題:モダンとポ ストモダン

・日本の国際関係と外交政策 ・ユーラシアにおける国際関係 ・アフリカ開発の課題 ・日本の開発協力の実践 ・日本政府と政治 ・日本の国際協力政策

Student Profile

山口 将知(日本)

前所属

都市銀行、地方支店

IRP特色

学生の誰もがマイノリティという世界中のどこよりも多様性に溢れた環境で、様々な 意見やアイディアに出会い、自身の視野や可能性を広げることができます。

研究テーマ エコノミック・ステイトクラフト おすすめの授業 比較政治論(マチケナイテ ヴィダ先生)

基礎的な理論から実際の事例まで広くカバーしており、大変密度の濃い授業です。 IUJ で得る学びや繋がりを一層育み、社会に有為な人材となることを目指します。

IUJ修了後

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国際関係学プログラム

国際開発学プログラム

国際関係学研究科

国際開発学プログラム(IDP: International Development Program)では、国際開発学(ID:International Development)と経済学 (ECO:Economics)の2つの専門分野における教育を提供しています。学生はコースワーク(40 単位以上)を修了し、定量的アプローチ による論文または研究レポートを作成することが求められます。 国際開発学は、開発途上国の重要な政策課題を分析するための経済理論や統計手法を体系的に修得することにより、社会的・経済的開発に 向けた経済政策、公共政策を策定し実行できるリーダーの育成を目指します。経済学では、財政政策や国際金融を含むマクロ経済学、およ び環境政策や労働・医療経済学等のミクロ経済学分野における専門知識を修得するために最新の理論と分析手法を学び、それを現実問題に 応用できる能力を養成します。 IDP はまた特別プログラムとして、マクロ経済政策プログラム(MPP: Macroeconomic Policy Program)を提供しています。MPP は、IMF(国 際通貨基金)奨学生である中央銀行や財務省、国際機関・民間金融機関などで働く職業人のためにデザインされたプログラムです。学生は 経済理論に基づき、マクロ経済と財政政策、中央銀行と金融政策、金融市場と規制緩和等、現実を取り巻く様々な課題について学びます。 理論と実証に基づき経済政策・公共政策の立案・実行を担う次世代の実 務家を育成

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(国際開発学)または 修士(経済学) 40単位 & 修士論文 または 44単位 & 研究レポート

必修科目 : 16 単位(ID)/ 14 単位(Eco)

選択科目 : 18(22)単位(ID)/ 20(24)単位(Eco) 特別演習(論文指導): 6単位 IDP必修科目

・開発経済学(国際開発学) ・計量経済学 ・国際貿易論(ID)

・マクロ経済学 Ⅰ: 所得理論 ・マクロ経済学 Ⅱ: 景気循環と成長理論 ・経済経営数学(Eco)

・ミクロ経済学 Ⅰ: 価格理論 ・マクロ経済学Ⅱ:戦略的行動と情報分析

選択科目(IDP開講科目)

・農業開発と資源収入管理 ・開発政策・プログラムの分析 ・ビジネス・プレゼンテーション ・費用便益分析 ・クロスセクション・パネルデータ分析 ・開発経済学 ・環境・医療経済学 ・進化する開発パラダイムと国際開発機関 の援助政策の変遷 ・金融市場と金融規制

・グローバルマーケットセミナー ・産業組織論と政策分析 ・所得格差と貧困:測定と応用 ・制度・戦略的行動と経済発展 ・国際金融論 ・アフリカ開発の課題 ・日本の起業金融と日本の金融システム

・日本の教育システム ・労働経済学

・マクロ経済モデル分析論 ・金融経済論と政策分析 ・開発途上国の金融政策論 ・政策評価論 ・財政学 ・公的予算と財務 ・経済開発における政府と起業家の役割 ・時系列分析

Student Profile

エルヘムバータル ゴンゴル(モンゴル)

前所属

モンゴル中央銀行監督部シニア・スーパーバイザー

IDP特色

国際開発と経済学の2つの分野から選択でき、経済社会の意思決定に関する問題を 研究・分析するための理論的知識と分析力を身につけることができます。

研究テーマ

銀行財務報告におけるミクロとマクロでのストレステストの適用

おすすめの授業 マクロ経済学(フアン チエンユー先生)

短期と長期のマクロ経済に関するトピックを扱い、経済事象の分析や公共政策モデル などに役立つ様々なマクロ経済モデルを学びます。

IUJ修了後

前職に戻り、銀行セクターにおける規制の活動に貢献する予定です。

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国際開発学プログラム

公共経営・政策分析プログラム

国際関係学研究科

公共経営・政策分析プログラム(PMPP: Public Management and Policy Analysis Program)は、公共経営学(PM:Public Management) と公共政策学(PP:Public Policy)の2つの学位を提供しています。 国際化・多様化・デジタル化に対応しうる公共・非営利部門の次世代リー ダーを育成

「科目履修」と「修士論文または研究レポートの作成」からなるカリキュラムは、公共経営や政策に関する幅広い領域を網羅するよう編成さ れています。公共部門で必要とされる知識とスキルを有し、優れたマネジメント力を発揮する人材の育成を目指します。

政策分析入門、公共政策プロセス、統計学、計量経済学、ミクロ経済学等の科目に加え、公共経営学専攻の学生は、公共組織経営、行政学、 公的予算と財務といった科目の履修を通じて、より良い公共サービス提供のために必要な理論・学術的知見の獲得を、公共政策専攻の学生は、 費用便益分析、政策モデリング入門、政策評価論といった科目の履修を通じて、公共政策の策定や履行に求められる専門知識の獲得を目指 します。修士論文または研究レポートでは、公共経営・政策に係る研究の問いを設定し、それに対する回答を導き出すことが求められます。

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(公共経営学)または修士(公共政策学) 40 単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート

必修科目: 16単位

選択科目 : 18(22)単位

特別演習(論文指導): 6単位

PMPP必修科目

・(応用)計量経済学 ・費用便益分析(PP) ・政策分析入門 ・政策モデリング入門(PP)

・公共組織経営(PM) ・ミクロ経済学Ⅰ:価格理論 ・政策評価論(PP) ・行政学(PM)

・公的予算と財務(PM) ・公共政策プロセス ・統計学

選択科目(PMPP開講科目)

・行政学 - アジアの視点から - ・環境政策と災害管理 ・産業組織論と政策分析 ・情報政策管理 ・日本政府と政治

・公的部門のリーダーシップ ・地方自治体と公共サービス ・マクロ経済学Ⅰ:所得理論 ・経済経営数学 ・パフォーマンス・マネジメント ・政治制度とガバナンス

・公共セクターの人的資源管理論 ・公共組織論 ・質的研究方法論 ・リサーチ方法論 ・サーベイ・データと因子分析

Student Profile

ファム カイン フエン(ベトナム)

前所属

ベトナム 教育研修省 教育クオリティ管理官

PMPP特色

公共政策と行政に不可欠なスキルと経験を提供してくれます。公共部門における実際 の問題を把握し解決する術を学ぶことができます。

研究テーマ

ベトナムの教育現場における公共サービスの質の向上

おすすめの授業 公共政策プロセス(リム スンフ先生)

教授の深い知識と論理的な教え方によって、高度な概念を理解するプロセスが楽し く、夢中になってしまいます。

IUJ修了後

母国の教育の質向上のために貢献したいです。

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公共経営・政策分析プログラム

国際公共政策プログラム (1年制)

国際関係学研究科

国際公共政策プログラムは、国際大学が国際協力機構(JICA)との連携事業として設置した1年制ミッドキャリア・プログラムであり、アジア・ 太平洋州をはじめとする世界各国の若手・中堅外交官や政府省庁職員などを対象としています。 JICA との連携による政府機関幹部候補生向け1年制ミッドキャリア・ プログラム 学生はそれぞれのバックグラウンドと将来のキャリア・プランに応じて、「国際問題」もしくは「公共政策」いずれかのコンセントレーショ ンを選択します。国際関係論や公共政策学の基本を中心的に学ぶと同時に、それぞれの専門分野と関心に応じて、大学が提供する幅広い科 目から選択的に履修する機会が与えられます。学生は、それまでに蓄積してきた実務経験を振り返って体系的に見直し、深めることになり ます。また、最終学期にあたる夏季期間には集中講義が用意されており、そこでは、世界経済・政治・環境がこれからどう移り変わってい くのかなどといった問題について、長期的・歴史的・多面的に考え、議論する機会を与えられます。

このように、本プログラムは、公的セクターに働く若手・中堅人材が、堅固な知識を獲得するだけでなく、国際的な諸課題について長期的・ 多面的な視点から考える力を養うようにデザインされたプログラムです。

カリキュラム 秋学期

※カリキュラムは変更になる場合があります

冬学期

春学期

夏季学期

修了要件

選択科目:30単位(ベーシック 10 +その他選択 20)

修士(国際公共政策) 32 単位&研究レポート

特別演習(論文指導):2単位

選択科目 ベーシック

・国際人権論:文化、ジェンダー、平等 ・国際機構論 ・国際政治学 ・政策分析入門 ・ミクロ経済学Ⅰ:価格理論 ・公共政策プロセス ・安全保障と戦略:国家と国際関係からの視点 ・統計学

<夏季 キャップストーンコース> ・新時代の地政学 ・資本主義の行方 ・現代中国論

国際問題

公共政策

・比較政治論 ・外交と国家 ・環境・持続可能な開発と人間の安全保障

・行政学 - アジアの視点から - ・応用計量経済学または計量経済学

・費用便益分析 ・情報政策管理 ・公共モデリング入門

・対外政策決定論 ・国際政治経済史 ・国際関係史 ・国際法 ・国際政治経済論 ・デジタル化世界の国際安全保障 ・政治理論 ・質的研究方法論 ・難民・移民と人間の安全保障

・公的部門のリーダーシップ ・地方自治体と公共サービス ・公共組織経営 ・政治制度とガバナンス ・公共セクターの人的資源管理論 ・公共組織論 ・質的研究方法論

Student Profile

マキシ タニエラ タラウンガ(トンガ)

前所属

公共サービス機関 人事部主席

IPPP特色

国際問題と公共政策という2つのコンセントレーション(分野)があり、特に公務 員の方に有益なプログラムです。既存の知識やスキルを高めるだけでなく、経験豊富 な教授陣の指導により、個人的にもプロフェッショナルにも変貌を遂げることができ ます。

研究テーマ

トンガの公務員における職務分類の導入に対する職員の認識

おすすめの授業 公的部門のリーダーシップ(チョン ジウォン先生)

公共組織を管理する上で差別化を図り、政策論議や政策課題において公共サービスの 視点を活用できるようなリーダーシップとスキルを向上できます。

IUJ修了後

トンガの元の職場へ戻る予定です。

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国際公共政策プログラム

博士後期課程

国際関係学研究科

博士後期課程では、時代の潮流を見通す長期的なビジョンと多様な価値観を認識・理解できるグローバルな視野を有し、かつ国際社会が抱 える広範囲で多様な課題に対して自立して研究活動を行い、また高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力及びその基礎となる 豊かな学識を備えた人材を養成することを目的としています。 国際機関・公的機関、諸外国政府、研究機関等の行政官や専門職員、そして将来世界で活躍したいと考えている方を対象に、研究者養成の みならず国際舞台で活躍できる、そして実務での経験のみならず学術的理論と技能を具有した高度専門的職業人を養成していきます。 博士後期課程では、既存の国際関係学研究科修士課程の「国際関係学プログラム」、「国際開発学プログラム」、「公共経営・政策分析プログラム」 の専門性を更に深化させた次の 3 つのクラスターからなる教育研究体制を構築しています。

国際関係学クラスター 【授与学位:博士(国際関係学)】

経済学クラスター 【授与学位:博士(経済学)】

公共経営学クラスター 【授与学位:博士(公共経営学)】

安全保障など複雑性を増している国際関係 学の高度な研究能力及び専門的な学識を有 する研究者又は、そのような研究能力と学 識を有し国際機関や行政機関で外交や安全 保障政策の立案・執行などの業務に従事す る高度専門的職業人を育成します

数理・統計的分析手法を包含した経済学の 高度な研究能力及び専門的な学識を有する 研究者又は、そのような研究能力と学識を 有し国際機関や行政機関その他の組織体に おいて経済開発・経済政策に関連した業務 に従事する高度専門的職業人を育成します

公共経営学の高度な研究能力及び専門的な 学識を有する研究者又は、そのような研究 能力と学識を有し国際機関や行政機関で効 率的な経営管理などの業務に従事する高度 専門的職業人を育成します

「必修科目」及び「博士論文特別演習(研究指導科目)」の区分により編成される。科目の履修は、博士の学位にふさわしい高度な専門知 識と学識の修得及び研究遂行能力の醸成を目的とする。博士論文特別演習は、博士論文執筆のための指導を目的とする。 課程修了・学位授与の条件

① 必修科目:6単位(3科目)

国際関係学クラスター

経済学クラスター

公共経営学クラスター

・国際関係論の諸理論特論(1年次秋) ・国際政治経済学特論(1年次冬) ・人権とグローバル・ジャスティス特論 (1年次春)

・マクロ経済学特論(1年次秋) ・ミクロ経済学特論(1年次冬) ・計量経済学特論(1年次春)

・政治とガバナンス特論(1年次秋) ・公共経営学特論(1年次冬) ・公共政策プロセス特論(1年次春)

② 博士論文特別演習(研究指導科目):9単位(3科目) ・博士論文特別演習Ⅰ(1年次通年) ・博士論文特別演習Ⅱ(2年次通年) ・博士論文特別演習Ⅲ(3年次通年) ③ 博士候補認定試験 博士後期課程1年次終了時に行われる博士候補認定試験において合格すること。不合格の場合は、再度翌年受験ができる ④ 学位論文審査・最終試験 研究論文1編以上が査読付学術誌において掲載が受理された上で博士論文を提出し、その審査及び最終試験に合格すること ※博士後期課程における研究指導スケジュールの詳細は、ウェブページ(https://www.iuj.ac.jp/phd1/phd/index.html)をご参 照ください。

Student Profile

バロ ボカール ディ ビンケ(マリ)

前所属

マリ 外務省アジア・オセアニア局

PhD特色

理論と実践の高度な理解、研究能力と分析力の開発、学際的なアプローチ、そして権 威ある学会での研究発表や研究成果の出版などの機会を提供してくれます。

研究テーマ

グローバル経済統合における統治への影響

IUJ修了後

外交スキルを磨き、外務省でのキャリアをさらに深めたいと考えています。

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博士後期課程

国際関係学研究科 教員紹介

★博士後期課程担当教員 ※担当科目は変更になる場合があります

国際関係学 クーレイ ナーワーラゲ S★ 教授 名古屋大学 経済学博士号(1996) 担当科目:基礎経済学、国際政治経済論、 マクロ経済モデル分析論 加藤 宏 教授 ハーバード大学 ケネディ行政学院(米国) 行政学修士号(1988) 担当科目:国際機構論、日本の国際協力政策、 開発政策・プログラムの分析、アフリカ開 発の課題、現代中国論 マチケナイテ ヴィダ★ 講師 慶應義塾大学大学院 政策・メディア博士 号(2015) 担当科目:比較政治論、中国外交論、ユー ラシアにおける国際関係 ミョー マウン アウン★ 研究科長、教授 オーストラリア国立大学 政治学・国際関 係学博士号(2000) 担当科目:対外政策決定論、国際政治学、 グローバル・イシュー、外交と国家、安全 保障と戦略:国家と国際関係からの視点 佐治 幹英★ 教授 シカゴ大学大学院(米国) 政治学博士号 (2006) 担当科目:国際人権論:文化、ジェンダー、 平等、政治理論、現代日本における社会問題: モダンとポストモダン 信田 智人★ 教授 ジョンズ ホプキンス大学(米国) 国際関係学博士号(1994) 担当科目:国際関係史、アメリカ対外政策論、 戦後の日本政治、日本の国際関係と外交政策 山口 昇 教授 フレッチャー法律外交大学院 修士号(1988) 担当科目:デジタル化世界の国際安全保障、 日本の安全保障政策、現代戦略の変遷特任 田所 昌幸 特任教授 京都大学 法学博士号(1998) 担当科目:現代世界政治論、国際政治経済史、 新時代の地政学、日本近代化の政治経済史、 戦後日本の政治経済

国際開発学 後藤 英明★ 教授 コーネル大学(米国) 応用経済学博士号 (2009) 担当科目:ミクロ経済学Ⅰ:価格理論、開 発経済学、制度・戦略的行動と経済発展、 グローバルマーケットセミナー フアン チエンユー★ 准教授 ノースカロライナ州立大学(米国) 経済学 博士号(2009) 担当科目: マクロ経済学Ⅰ:所得理論、上 級マクロ経済学:政策分析、時系列分析 陣内 悠介★ 准教授 ロチェスター大学(米国) 経済学博士号 (2013) 担当科目:統計学、労働経済学、日本の教 育システム、政策評価論 ケーン ロバート F★ 准教授 ノースカロライナ州大学(米国) 経済学博 士号(2013) 担当科目:経済経営数学、国際貿易論、開 発政策とグローバル化 リン チンヤン★ 准教授 ウィスコンシン大学マディソン校(米国) 経済学博士号(2010) 担当科目:金融経済論と政策分析、マクロ 経済学Ⅱ:景気循環と成長理論、開発途上 国の金融政策 タン チェン ダウ★ 講師 ニューサウスウェールズ大学(オーストラ リア) 経済学博士号(2016) 担当科目:ミクロ経済学Ⅱ:戦略的行動と 情報分析、費用便益分析、産業組織論と政 策分析 臼井 則生★ 教授 東京大学 農業経済学博士号(1996) 担当科目:財政学、農業開発と資源収入管理、 進化する開発パラダイムと国際開発機関の 援助政策の変遷、経済開発における政府と 起業家の役割 ワン チュン イー(ジェニー)★ 講師 ニューサウスウェールズ大学(オーストラ リア)経済学博士号(2013) 担当科目:計量経済学、応用計量経済学、 クロスセクション・パネルデータ分析、環境・ 医療経済学 有吉 章 特任教授 オックスフォード大学(英国) 経済学博士 号(1981) 担当科目:国際金融論、金融市場と金融規制

公共経営・政策分析 チョン ジウォン★ 准教授 アリゾナ州立大学(米国) 行政政策学博士 号(2020) 担当科目:公共セクターの人的資源管理論、 公的部門のリーダーシップ、リサーチ方法論 リム スンフ★ 教授 フロリダ州立大学(米国) 行政学博士号 (2015) 担当科目:公的予算と財務、公共政策プロ セス、環境政策と災害管理 中村 絢子 講師 エクセター大学(英国) 政治学博士号(2012) 担当科目: 公共組織論、パフォーマンス・ マネージメント、行政学 パーク フン ミョン★ 准教授 インディアナ大学ブルーミントン校(米国) 公共政策学博士号(2007) 担当科目:政策分析入門、情報政策管理、 政策モデリング入門、サーベイ・データ分析 山田 恭平★ 教授 イェール大学(米国) 政治学博士号(2013) 担当科目:地方自治体と公共サービス、日 本政府と政治、政治制度とガバナンス シュー チェンウェイ 講師 南洋理工大学(シンガポール) 公共政策学・ 国際関係学博士号 (2018) 担当科目:行政学ーアジアの視点からー、 公共組織経営、質的研究方法論

2022 年度実施特別講義シリーズ 実施月 講演者

演題

Masato Morihira Senior Researcher World Heritage Inscription Promotion Office, Cultural Administration Division, Niigata Prefectural Board of Education

2022年04月

History and legacy of Sado

Marie Lall Professor University College London, University of London Yuta Takanashi Director for International Digital Strategy and Policy Financial Services Agency

2022年04月

Indian Foreign Policy and the War in Ukraine Supervisory Response to Fintech and Climate Financing Japan's development cooperation as seen on the ground Putting Human Security into Practice in Africa: a reflection from the ground For Sustainable Production of Cacao National Security Strategy (NSS): Reviewing NSS 2013 for proposals for the next NSS Government performance and citizens' perceptions Japan's roles in Korean Modernization International Organizations and a changing global landscape The Structural Changes of Government 1980-2020: the Experience of Germany

2022年05月 2022年05月 2022年05月 2022年11月 2022年11月 2022年11月 2022年11月 2023年02月 2023年02月

Masanobu Kiyoka Technical Advisor Japan International Cooperation Agency Atsushi Hanatani Senior Research Fellow JICA Research Institute

Yosuke Kobayashi Deputy Director and Senior Director Office for Foreign Human Resources, Domestic Strategy and Partnership Department, JICA Koichi Isobe Lieutenant General (ret.), JGSDF, Former Commanding General, Eastern Army; Former Vice Chief, Joint Staff Formerly Ministry of Defense

Shugo Shinohara Associate Professor SFC Keio University

Allan Song Senior Program Officer for International Security and Foreign Policy Program Smith Richardson Foundation Yuichi Hosoya Faculty of Law, Department of Political Science Keio University Julia Fleischer Professor and Chair in German Politics and Government The Faculty of Economics and Social Sciences, University of Potsdam

11 国際関係学研究科 教員紹介

MBAプログラム

国際経営学研究科

新興市場の波をとらえ、国際競争をリードする

日本初のアメリカ型 MBA プログラムを提供するビジネススクールとして、国際経営学研究科は 1988 年の開設以来、日本と世界のビジネス の架橋という課題に向き合ってきました。その結果、日本人、外国人を問わず、数多くの修了生が企業のグローバル展開に欠くことのでき ない人材として組織の中核を担っています。急速に変化するビジネス環境を牽引するための厳選された最先端の知見を多様な学生に伝えて きた国際大学の MBA プログラムは、英「エコノミスト」誌 MBA 世界ランキングトップ 100 校の中に幾度となく選出され、2018 年には世 界的なビジネススクールの認証機関である AACSB の認証も取得した国際的に認められた存在です。 本プログラムのカリキュラムは、近い将来の世界の経済成長予想を踏まえ、急成長する新興市場で国際的な競争優位性を獲得するための知識、 スキル、そしてマインドセットを学ぶことに主眼を置きます。また、デジタルトランスフォーメーションや第4次産業革命がビジネスにも たらす影響の大きさを踏まえ、技術革新とマネジメントの関係性について理解を深める授業の拡充を図っています。これらの実践的な知識 やスキルを社会の持続可能な成長と発展に利活用し、社会的責務を果たすことのできるビジネスリーダーを育成するカリキュラムを提供し ます。 必修科目中心の1年次は、グローバルリーダーシップや新興市場といったカリキュラムの柱となるテーマをケーススタディ形式で学びます。 事例はアジア、中南米、アフリカも含み、先進諸国にとどまりません。また、グループワークの機会が多く、多国籍なメンバーと議論を重 ねる過程で、実践的な異文化コミュニケーション能力と多国籍チームを率いるリーダーシップが涵養されます。1年次の最終学期から2年 次にかけては、それぞれのキャリアゴールを念頭に置いた選択科目を履修し、各分野の教員の指導の下、専門性を磨きます。就職後、日本 の企業文化にスムーズに溶け込めるよう、日本語プログラムに参加することも奨励されています。

カリキュラム

1年目

2年目

修了要件

秋学期 冬学期 春学期 秋学期 冬学期 春学期

修士(経営学) 40単位 & 修士論文 または44単位 & 研究レポート

必修科目:19 単位

選択科目 :15(19)単位

特別演習(論文指導):6単位

MBA必修科目

・財務会計学/財務諸表の理解 ・国際経営 ・管理会計学

・企業財務 ・企業の社会的責任(CSR)論 ・データ分析によるビジネス支援

・組織行動論 ・経営戦略

・マーケティング・マネジメント ・オペレーションズ・マネジメ ント

選択科目

・広告戦略 ・日本の農業ビジネスと農政 ・ビジネスのための人工知能 ・応用計量経済学 ・ビッグデータ分析 ・日本のビジネスリーダー ・ビジネス・プレゼンテーション ・新興市場戦略論 ・消費者行動

・技術革新とデジタルの時代における企業戦略論 ・クロスセクション・パネルデータ分析 ・顧客関係管理(CRM)

・起業とベンチャーファイナンス ・起業家精神と小事業開発 ・起業家精神とイノベーション ・環境政策と災害管理 ・基礎経済学 ・デジタルビジネスの倫理と CSR ・ファイナンスとフィンテック ・財務諸表と経営分析 ・デジタル時代のグローバル戦略

・Python によるデータ分析 ・データ管理とモデリング ・データドリブン組織

・デジタル・マーケティングとカスタマー・ジャーニー ・デジタルプラットホームとデジタルビジネスモデル ・デジタル・サプライ・チェーン・マネジメント ・計量経済学

Student Profile

乗松 洋史(日本)

前所属

日本通運株式会社/国際貨物営業部

MBA特色

東アジア・東南アジア・アフリカ・欧米と全世界から集まる学生とビジネスについて お互いの考え方等学びあうことが出来ることです。

研究テーマ 半導体業界におけるサプライチェーン おすすめの授業 デジタル・サプライ・チェーン・マネジメント(リー ウェンカイ先生) サプライチェーンのセオリーからそのデジタル化の歴史や変遷を学べます。 IUJ修了後 グローバル人材をマネジメントすることを目指しています。

12

MBAプログラム

MBA 1年制プログラム

国際経営学研究科

変革を恐れず、社会的責務を果たすリーダーの育成

COVID-19 の世界的大流行と急速なデジタル化はビジネスの潮流にパラダイムシフトを引き起こしました。さらに、企業は ESG(環境、社 会、企業統治)の重要性の高まりに直面しており、COVID-19 後のビジネス環境では、ESG を意識した経営に取り組まなければなりません。 国際大学の MBA 1年制プログラム(IMBA)は、このような新しい挑戦に立ち向かうことのできるジェネラル・マネージャーを養成します。 本プログラムのカリキュラムでは、12 か月という短期間に、革新的なビジネス・ソリューションに取り組むための核となる能力を身につけ ます。本学ではケーススタディを活用して、先進諸国だけでなく、新興国の実際のビジネス場での事例から学び、応用できるマネージャー を養成します。さらに、本プログラムはチームワークを重視しており、文化、国籍、経歴が異なる様々な背景を持つ留学生とのグループワー クを日々繰り広げることで、異文化多国籍な環境における実践的コミュニケーション能力とグローバルリーダーシップを養います。授業で の学びの他に、課外活動や日常生活における、多国籍環境での日々のコミュニケーションも、国際大学の特徴の1つです。プログラムの集 大成として、最終学期にあたる夏季期間にキャップストーン科目を開講し、それまでに修得した知識・理論を活用し、具体的な経営課題の 解決に取り組みます。

IMBAはビジネスリーダーを養成する教育プログラムというだけでなく、国際的なネットワーク構築の場でもあります。プログラム修了後 は世界規模の国際大学修了生ネットワークの一員として、キャリアを賦活する豊かな知見と人脈の恩恵を享受します。

カリキュラム 秋学期

※カリキュラムは変更になる場合があります

冬学期

春学期

夏季期間

修了要件

必修科目:11 単位 選択科目:16単位

修士(経営学) 32単位 & 研究レポート

リサーチ・セミナー: 2単位

キャップストーン科目:3単位

IMBA 必修科目

IMBA キャップストーン科目

・国際経営 ・組織行動論

・経営戦略 ・デジタル・ディスラプショ ンの戦略論

・企業の社会的責任 (CSR) 論 ・財務会計学/財務諸表の理解

・インターナショナル・キャリア開発 ・リーダーシップ・ブートキャンプ ・戦略シミュレーション

(MBA・IMBA 共通)

・人的資源管理とタレント・マネジメント ・情報政策管理 ・国際金融論 ・投資と機械学習 ・日本の企業金融と金融システム:その開発・発展へ のインパクト ・日本的経営と企業統治 ・日本社会のデジタル・トランスフォーメーション ・日本の主要産業と人事手法

・リーダーシップ ・マクロ経済学 I:所得理論 ・デジタル・トランスフォーメーション のマネジメント ・製品開発のマネジメント ・公共組織経営 ・マーケティング・インテリジェンス ・マーケティング・リサーチ ・日本のものづくり経営 ・交渉戦略

・新規事業創出とベンチャー ・ポートフォリオ・マネジメント ・産業政策概論 ・リサーチ方法論 ・リスク・マネジメント ・サービス・マネジメント ・日本の中小企業 ・サ ステナビリティ・トランス フォーメーション戦略 ・持続可能な世界のための財務管理 ・デジタル産業の世界的展望

Student Profile

角田 泰子(日本)

前所属

株式会社モスフードサービス/広報業務

IMBA特色

実務経験を生かし、販促や財務、経営などの各分野を網羅的に押さえ、留学生とのグ ループワークを通じ、深く学ぶことができます。

研究テーマ 外食産業における労働環境と離職率について おすすめの授業 日本的経営と企業統治(リー ヒョンクー先生)

国際的な視点から、日本独特の企業文化である終身雇用などを再検証する興味深い授 業です。

IUJ修了後

国際関係の業務を通じ地域社会に貢献したいです。

13

MBA 1年制プログラム

デジタルトランスフォーメーション プログラム (1年制)

国際経営学研究科

デジタル社会のグローバルビジネスを牽引

デジタルテクノロジーの進歩により、産業構造、企業経営、仕事内容、そして労働環境に至るまで、社会のあらゆる面が劇的に変化しま した。 組織はもはやデジタル変革(DX)に遅れをとることはできません。 デジタルの「未来」はもはや今日のものとなりました。新し いデジタルテクノロジーに対応して変革と適応を達成しなければ、今後 10 年間のうちに現存するビジネスの 40%近くが失われる可能性 があると推定されています。このため産業界では DX に精通した人材の獲得・確保が焦眉の課題となっています。同時に、中小企業にとっ ては、大企業との差を縮める貴重な機会でもあります。 これまで 20 年間近くにわたり世界トップクラスにランキングされる E ビジネス経営プログラムを展開してきた本研究科は 2021 年にこ のプログラムを刷新し、デジタルトランスフォーメーションプログラム(DXP)を設置しました。DXP では、デジタル技術とマネジメント・ スキルを統合し、これからの社会のグローバルビジネスを牽引してゆける将来のリーダーを育成します。本プログラムの講師としては、 デジタルテクノロジーの最先端の研究に携わる教授陣、先端的なデジタル技術を駆使している招聘実務家講師、および世界各地のトップ プレイヤーをゲストスピーカーとして招きます。本プログラムの教育方法はケースメソッド、シュミレーション演習や実際のビジネスを 対象とした仮想チームプロジェクトなどを取り入れます。修了生は、データサイエンス、ビッグデータ、AI、ブロックチェーン、クラウ ドコンピューティング、サイバーセキュリティーなどに代表される最新のデジタルテクノロジーに関する実践的な知識を身につけること になります。それに加え、修了生はデジタルビジネスモデル、起業、デジタル戦略、DX 時代の組織設計、フィンテック、デジタルマーケティ ング、サプライチェーンなどの知見を併せ持つ人材となることが期待されています。

修了後の進路としては、IT 部門のマネージャー、デジタル変革を担当するマネージャー、テクノロジープロジェクトについてコンサルティ ングを行う IT スペシャリスト、テックビジネスを立ち上げる起業家などが想定されています。

カリキュラム 秋学期

※カリキュラムは変更になる場合があります

冬学期

春学期

夏季期間

修了要件

必修科目:12 単位 選択科目:14単位

修士(デジタル経営学) 32単位 & 研究レポート

リサーチ・セミナー:2単位

キャップストーン科目:4単位

DXP必修科目

DXP キャップストーン科目

・ビジネス・コア ・データ分析によるビジネス支援 ・Python によるデータ分析

・デジタルプラットホームとデジタルビジ ネスモデル ・起業家精神とイノベーション ・デジタル・トランスフォーメーションの マネジメント

・デジタルビジネスの倫理と CSR ・デジタル時代のグローバル戦略 ・リーダーシップ・ブートキャンプ ・デジタル産業の世界的展望

選択科目(DXP 開講科目)

・ビジネスのための人工知能 ・ビッグデータ分析 ・企業財務 ・顧客関係管理(CRM) ・データドリブン組織 ・データ管理とモデリング ・デジタル・マーケティングとカスタマー・ ジャーニー

・デジタル・サプライ・チェーン・マネジ メント ・起業家精神と小事業開発 ・ファイナンスとフィンテック ・財務会計学 ・人的資源管理とタレント・マネジメント ・情報政策管理 ・デジタル化世界の国際安全保障

・投資と機械学習 ・日 本社会のデジタル・トランスフォーメー ション ・マーケティング・マネジメント ・新規事業創出とベンチャー ・経営戦略 ・デ ジタル・ディスラプションの戦略論 ・持続可能な世界のための財務管理

Student Profile

板倉 悠(日本)

前所属

生命保険会社/営業所長

DXP特色

DXに必要なビジネスモデル変革、データ利活用、マネジメント等の要素を体系的 に学べます。

研究テーマ データ活用による生命保険営業の生産性向上 おすすめの授業 デジタルプラットホームとデジタルビジネスモデル(アウン ザウ ザウ先生) 講義、グループワークを通じデジタルビジネスへの理解度を高めることができます。 IUJ修了後 DX を推進し、お客さまに新しい価値を届けたいです。

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デジタルトランスフォーメーションプログラム

国際社会起業家プログラム (3学期+フィールド実習) 海外協力隊(JOCV)候補者・終了者、及び JICA 関連留学生限定

国際経営学研究科

社会課題を持続可能なソリューションで解決

海外協力隊(JOCV)は、政府開発援助(ODA)の一環として、世界に貢献したいという想いを抱く日本の若者を2年間ボランティアと して開発途上国に派遣する、JICA(独立行政法人国際協力機構)が実施する事業です。本研究科はJOCVの終了者とこれから海外に派 遣される候補者を対象として、2021 年に国際社会起業家プログラムを設置しました。2024 年9月には JICA 関連の外国人留学生も対 象に加え、本プログラムの拡大を図っています。将来、ビジネスやNPOを通して持続可能な社会課題解決に社会起業家として携わり、 貢献したい、または、国際機関などの支援組織で民間セクターとも連携しながら社会開発のために働きたい、と希望する若者が、実際の 行動を起こすために必要な知識、考え方、つながりを得ることができる教育の場を提供することを目的としています。キャンパスでの講 義に加えて、途上国あるいは日本の地方におけるフィールド実習を通して、実際に社会起業家として活動することを想定したビジネスプ ランの試行をカリキュラムに組み込んだ実践的なプログラムです。 課程修了時には、修士(社会起業経営学)/ Master of Social Entrepreneurship : MSEの学位が授与されます。社会起業家や国際協 力専門家にはインターディシプリナリーな考え方が求められる点を踏まえ、経営学をベースに置きつつ国際関係学もバランスよく学んだ ことを示す学位が MSE です。

カリキュラム

※カリキュラムは変更になる場合があります

キャンパスでの3学期間の修学

長期フィールド実習

修了要件

必修科目:13 単位 選択科目:15 単位

フィールド実習:4 単位

修士(社会起業経営学) 34単位 & 研究レポート

リサーチ・セミナー:2単位

ISEP必修科目

・ビジネス・コア ・企業の社会的責任(CSR)論

・国際経営 ・財務会計学

・地域資源とソーシャル・ビジネス ・マーケティング・マネジメント

・経営戦略

選択科目(ISEP 開講科目)

・起業家精神と小事業開発 ・リーダーシップ ・デジタル・トランスフォーメー ションのマネジメント ・管理会計学 ・日本のものづくり経営 ・新規事業創出とベンチャー ・組織行動論 ・デジタル産業の世界的展望 ・農業開発と資源収入管理

・日 本の農業ビジネスと農政 ・ビ ジネスのための人工知能 ・ビジネス・プレゼンテーション ・データ分析によるビジネス支援 ・デジタルプラットホームとデ ジタルビジネスモデル ・デジタル・サプライ・チェーン・ マネジメント ・起業とベンチャーファイナンス ・起業家精神とイノベーション

・開 発政策・プログラムの分析 ・異 文化コミュニケーション論 ・開 発経済学 ・開 発政策とグローバル化 ・対 外政策決定論 ・国際人権論:文化、ジェンダー、 平等 ・国 際機構論 ・国 際政治経済論

・国際政治学 ・デ ジタル化世界の国際安全保障 ・日本の国際協力政策 ・政策評価論 ・政治制度とガバナンス ・公共セクターの人的資源管理論 ・難民・移民と人間の安全保障 ・経済開発における政府と起業 家の役割

Student Profile

間山 創(日本)

前所属

青森県庁企画政策部企画調整課/主査

ISEP特色

国際経営学研究科に所属してビジネスを学びつつ、国際関係分野の講義も選択でき、 社会問題を多くの視点から考えることができます。

研究テーマ ネパールのSingle womenのソーシャルビジネスの発展 おすすめの授業 マーケティング・マネジメント(コマイ アレッサンドロ先生)

毎日がグループワークで大変ですが、コマイ先生のパワフルな講義は必見です。

IUJ 修了後 「途上国」「地域」に関わり続けます。

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国際社会起業家プログラム

国際経営学研究科 教員紹介

※担当科目は変更になる場合があります

廣瀬 紳一 教授 慶應義塾大学 経営学博士号(2012) 担当科目:組織行動論、サービス・マネジメント、人的資源管理 とタレント・ マネジメント、ビジネス・コア 橘川 武郎 教授 東京大学 経済学博士号(1996) 担当科目:日本のビジネスリーダー、起業家精神とイノベーション リー ヒョンクー 研究科長、教授 カーネギーメロン大学(米国) 会計学博士号(1998) 担当科目:財務会計学、管理会計学、財務諸表と経営分析、日本 的経営と企業統治、財務諸表の理解 リー ウェンカイ 教授 香港科技大学(香港) 工学博士号(2004) 担当科目:データ分析によるビジネス支援、オペレーションズ・ マネジメント、デジタル・サプライ・チェーン・マメジメント、 製品開発のマネジメント 横瀬 勉 教授 慶應義塾大学 MBA(1994) 担当科目:企業の社会的責任(CSR論)、リーダーシップ、交渉 戦略、日本の主要産業と人事手法、リーダーシップ・ブートキャ ンプ ザンザン インイン 教授 ラモン・リュイ大学(ESADE ビジネススクール)(スペイン) 経営科学博士号(2008) 担当科目:国際経営、技術革新とデジタルの時代における企業戦 略論、新興市場戦略論准 アウン ザウ ザウ 准教授 長岡技術科学大学 工学博士号(2010) 担当科目:ビジネスのための人工知能、デジタル・プラットホー ムとデジタル・ ビジネス ・モデル、データ管理とモデリング、ビッ グデータ分析、データドリブン組織

チャオ ユン リン 准教授

ペンシルベニア州立大学(米国) 経営管理博士号(2008) 担当科目:ポートフォリオ・マネジメント、持続可能な世界のた めの財務管理、起業とベンチャーファイナンス、ファイナンスと フィンテック チュアン ホンウェイ 准教授 台湾大学(台湾) 財政学博士号(2011) 担当科目:企業財務、投資と機械学習、リスク・マネジメント、 Python によるデータ分析、ビジネス・コア コマイ アレッサンドロ 准教授 ラモン・リュイ大学(ESADE ビジネススクール)(スペイン) 経営科学博士号(2016) 担当科目:マーケティング・マネジメント、マーケティング・イ ンテリジェンス、デジタル・マーケティングとカスタマー・ジャー ニー、ビジネス・コア 舟橋 學 准教授 東京大学 国際協力学博士号(2014) 担当科目:日本の中小企業、産業政策概論、地域資源とソーシャ ル・ビジネス、サステナビリティ・トランスフォーメーション 戦略 シーハン ベンジャミン 講師 クィーンズランド工科大学(オーストラリア) マーケティング博士号(2022) 担当科目:顧客関係管理(CRM)、マーケティング・リサーチ、 消費者行動、広告戦略 若山 俊弘 特任教授 シラキュース大学(米国)博士号(1989) 担当科目:経営戦略、新規事業創出とベンチャー、デジタル・ディ スラプションの戦略論、デジタル時代のグローバル戦略

2022 年度実施特別講義シリーズ 実施月 講演者

演題

Tim Garrett Principal Diversified Performance Solutions, LLC

Honda Philosophy

2022年10月

Minoru Suzuki CEO Arima-Kogen Hospital

The reality of medical staff and patients at a hospital Competitive intelligence in Pharma industry Marketing strategy of HARIBO in Japan Sustainable Finance Trends

2022年11月

Clara Biddau Strategy Pharmaceuticals - Global Portfolio Management Bayer AG

2023年 1月

Paul Kraft Japan Country Manager HARIBO Asia Pacific Pte. Ltd.

2023年 2月

Masahiro Okuda Snow Safari

2023年 2月

XiaoPing Chen Professor of Management Foster School of Business, University of Washington XiaoPing Chen Professor of Management Foster School of Business, University of Washington

Global Leadership

2023年 3月

The Paradox of Culture Constraints

2023年 3月

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国際経営学研究科 教員紹介

国際経営学研究科 国際関係学研究科

日本・グローバル開発学プログラム

日本の開発・発展の普遍的論理を学ぶ国際人材育成プログラム

日本・グローバル開発学プログラム(JGDP:Japan-Global Development Program)は、JICA(独立行政法人国際協力機構)の開発大学 院連携プログラムの一環として、JICAと国際大学が共同で実施運営するプログラムです。その目的は、日本の発展と開発の経験を材料に、 普遍性のある発展と成長の論理を政治・経済・経営の分野にまたがって学ぶ機会を提供することにあります。JGDPは国際関係学研究科の 修士課程と国際経営学研究科の修士課程の共同プログラムとして、本学が初めて導入した国際人材育成プログラムで、以下の点を特長とし ています。 1. 留学生が、日本の経験の背後にある論理と教訓(成功例、失敗例の両面)を学び、自国の発展戦略を考えるための知識とスキルを修得する。 2. 日本人学生が、英語で日本の発展の論理や教訓を学ぶことにより、グローバルな視点から日本を海外へ発信する能力を養う。 3. 将来、国際場裡で活躍する学生が、日本の経験をケース材料として、国の発展と企業成長の普遍的論理について学ぶ。 このプログラムは、日本専門家を育成するためのものではありません。将来各国のリーダーとなることが期待されている留学生達が、母国 発展の政策/戦略立案に携わるとき、日本の発展と開発の経験の論理と教訓を学んだことが、大いに役立つと私たちは考えます。日本の発 展と開発の背後にある論理が、グローバルシーンに適用され、国や企業の発展に役立てられる、それが、このプログラムを「日本・グロー バル開発学プログラム」と名付けた理由です。また、JGDPは、日本人学生が、自国の発展について、きちんと海外で説明できるようにな ることを可能とし、国際人材として活躍する一助となることでしょう。 JGDPでは、学生が希望する専門分野に応じて、どちらの研究科に所属するかを選択することができます。そしてその専門分野の科目と JGDP の科目を履修した上で、修了時には各専門分野に応じた学位が授与されます。

専門分野 学 位 専門分野 学 位 外交政策 修士(国際関係学) 経 営 修士(経営学) 経済政策 修士(経済学)

開発政策 修士(国際開発学) 公共経営 修士(公共経営学) 「外交政策」、「経済政策」、「開発政策」、「公共経営」のいずれかを選択すれば、国際関係学研究科所属、「経営」を選択すれば、国際経営学 研究科所属となります。修士(経営学)とは、MBA のことです。 カリキュラム JGDP 関連科目では、理論的基礎と国際比較の視点を重視した内容が提供されます。 国際関係学研究科が提供するJGDP 関連科目では、明治維新以降(又は、第二次世界大戦以降)における日本の国際政治経済環境や日本経 済の成長の特徴について学び、さらに日本の外交政策、安全保障、対外支援政策、教育システムが日本の発展にどのように影響を与えたか について学びます。 国際経営学研究科が提供するJGDP 関連科目では、日本型経営論、企業金融とそれを支える金融システム、日本の主要産業、人事手法、も のづくり経営、中小企業の発展、企業リーダーなどが日本の経済発展に与えた影響について学びます。 課程修了・学位授与の条件 課程修了の要件は、修士課程に2年間在籍し、合計 40 単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえで、学位論文または研究レポートを 提出し、且つその審査に合格することです。

JGDP関連科目

※カリキュラムは変更になる場合があります

国際関係学研究科提供科目

国際経営学研究科提供科目

・日本の安全保障政策 ・世界の中の近代日本 ・日本近代化の政治経済史 ・戦後日本の政治経済 ・戦後の日本政治

・ 日本的経営と企業統治 ・ 日本のものづくり経営 ・ 産業政策概論 ・ 日本の中小企業

・ 日本の農業ビジネスと農政 ・ 日本のビジネスリーダー ・ 日本の主要産業と人事手法 ・ 日本の企業金融と金融システム

・ 日本の国際関係と外交政策 ・ 日本の教育システム ・ 日本の開発協力の実践 ・ 日本政府と政治 ・ 日本の国際協力政策

(上記の科目以外に、各自の専門分野に応じて他のプログラムが提供する科目を履修します。学位毎の修了要件単位の詳細については以下の URLをご参照ください。 https://www.iuj.ac.jp/jgdp-r/) Japan Focus 他のプログラムに所属する学生が上記JGDP関連科目を履修し8単位以上取得した場合、“Japan Focus” の要件を満たした者として、特別 な証明書を受け取ることができます。

Student Profile

ザーボ アレサンドロ(イタリア)

前所属

トリエステ大学国際外交科学部

JGDP特色

通常の MBA の知識を習得するだけでなく、日本の経済的成功について分析を深め、 世界のビジネス界で起こりうるあらゆる状況に対応できる強い理解とスキルを身につ けることができます。

研究テーマ

日本の企業文化と F1 の難しさ:トヨタ自動車のケース

おすすめの授業 日本のビジネスリーダー(橘川 武郎先生)

教授の知識と、分析されたリーダー成功例の講義は、ビジネスの成功を目指す学生に 大きなインスピレーションを与えてくれます。

IUJ修了後

日本での会社設立を目指し、モータースポーツ界で活躍したいです。

17

日本・グローバル開発学プログラム

交換留学提携校

授業料の追加負担なく海外トップスクールの授業と海外生活を一学期間体験できる国際大学学生の特権

Graduate School of Interna�onal Rela�ons GSIR

国際関係学研究科 提携校

Graduate School of Interna�onal Management GSIM

国際経営学研究科 提携校

1

7

1

6

11

1

4

1

2

3 2 2

4

9

10

10

6

5

8

9 3

2

8

5

7

11

3

北米

《カナダ》 ❶ カールトン大学ノーマン・パターソン国際関係学大学院 《米国》 ❷ ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院 ※ GSIR

GSIM

《カナダ》 ❶ コンコーディア大学ジョン・モルソン経営大学院 ❷ ヨーク大学シューリック経営大学院 《米国》 ❸ サザン・メソジスト大学コックス経営大学院 ※ ❹ ワシントン大学フォスター経営大学院 ※ ❺ ノースカロライナ大学ケナン・フラグラー経営大学院 ❻ レンセラー工科大学ラリー経営大学院 ※ ❼ 南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院 ※

❽ ヴァンダビル大学オーエン経営大学院 ❾ ロチェスター大学サイモン経営大学院 ❿ ダートマス大学タック経営大学院 ⓫ フロリダ大学ウォリントン経営大学院

提携校より国際大学へ

ディーン ベン-ベンジャミン ダートマス大学タック経営大学院 2023年修了

国際大学で勉強してよかったと思うことは、温かい国際 的なコミュニティーの中で親しい友人関係を築き、彼ら の文化を学び、日本を探索する機会を得たことです。 国際大学はこのようなことが可能な世界でも数少ない 場所の1つです。 国際大学で過ごした時間は本当に 大切なものです。

18 交換留学提携校

欧州 GSIR 《チェコ》 ❶ プラハ・カレル大学社会科学研究科 《イタリア》 ❷ ボッコーニ大学 《スペイン》 ❸ ラモン・リュイ大学ブランケルナ情報・ 国際関係学スクール

《フィンランド》 ❶ オルト大学 《フランス》 GSIM

《ノルウェー》 ❼ ノルウェー経済大学 《スペイン》 ❽ ESADEビジネススクール ❾ IESEビジネススクール 《スイス》 ❿ セントギャレン大学 《英国》 ⓫ ウォリック大学ビジネススクール ※

❷ EMリヨンビジネススクール ❸ NEOMAビジネススクール 《ドイツ》 ❹ WHUオットー・バイスハイム経営大学 《イタリア》 ❺ SDAボッコーニ経営大学院 《オランダ》 ❻ エラスムス大学ロッテルダム経営大学院 ※

アジア

1

GSIR

GSIM

1

2 3 4

2

《中国》 ❶ 対外経済貿易大学国際経済貿易学院 《韓国》 ❷ ソウル国立大学国際大学院 ❸ 延世大学国際大学院 ❹ 梨花女子大学校 《タイ》 ❺ タマサート大学 《台湾》 ❻ 国立政治大学社会科学学院 《ベトナム》 ❼ 外国貿易大学

《中国》 ❶ 中国人民大学商学院 ❷ 復旦大学経済学院 ※ 《香港》 ❸ 香港科技大学商学院 ※ 《インド》

6

4

9

3

5

10 7

5

11

7

8

❹ インド経営大学院アーメダバド校 ❺ インド経営大学院バンガロール校 《インドネシア》 ❻ ガジャマダ大学経営修士プログラム 《マレーシア》 ❼ マレーシア国際イスラーム大学 経済経営科学研究科 《シンガポール》 ❽ シンガポール国立大学ビジネススクール 《台湾》 ❾ 国立政治大学商学院 《タイ》 ❿ チュラロンコン大学サシン経営大学院 《ベトナム》 ⓫ 外国貿易大学

6

※ 現在この提携校へは学生の派遣をしていません。

国際大学より提携校へ

木村 真理 (東日本旅客鉄道株式会社) MBAプログラム 2023年修了 ESADEビジネススクール(スペイン)

交換留学の経験は、私に多くの気づきや成長の機会を もたらしてくれました。 スペイン第二の都市であるバルセ ロナは、カタルーニャ地方の文化の中心であるとともに、 欧州の産業の中心地の1つでもあります。 欧州のビジ ネススクールの中でも名門校として知られるESADEで 多様な背景を持つ優秀な学生と議論をすることで自身 の視野も広げることができました。

19 交換留学提携校

言語教育情報センター/附置研究所

E 英語

英語プログラムでは、入学後も年間を通じて様々な英語科目を提供し、学生の学業と修了後のキャリア 開発に役立つ英語のスキル修得をサポートしています。 夏期英語集中講座(IEP) IEP (Intensive English Program) は大学院レベルの教育・研究を英語で効果的に進めることができるよう、 英語を母国語としない学部卒業生、社会人を対象とした、実用的で正確な英語能力の習得を目的とする合宿型 プログラムです。入学予定者の他、実践的な英語スキルの向上を目指したい方、海外赴任を控えている方に非 常に効果的な講座となっています。

プログラム English Program

英語科目 学術英語

Academic English は1年次の学生を対象とした科目で大学院での学業を遂行するために、アカデミック・ライティングに必要な基礎を学びま す。English for Thesis Writing / English for Research Writing では2年次の学生が修士論文・研究レポートを書くためのトレーニングを受 けます。Academic English Literacy は、口頭および書面上でのディベートスキル向上を狙いとした科目で、学年を問わず、履修できます。 ビジネス英語 English for Professional Communication は、ビジネスのためのライティング(メール、メモ、報告書)・スピーキング(面接、会議管理、交渉)能 力向上を目指す学生向けに開講するコースです。

J Japanese Program 日本語 プログラム

日本語プログラム(JLP)では、基礎、初級、中級、中上級、上級などのコースを提供しています。基礎や 初級コースではコミュニケーションスキルの基礎、中級や中上級コースでは基礎的日本語を使った応 用力、上級コースでは社会問題や自分の専門について説明、議論ができる日本語力を身につけることを 目標としています。また、日本語学習の成果の場として「日本語発表会」を毎年実施しています。無単 位のコースとしてビジネス場面で必要な敬語やビジネスマナーを身につけるビジネス日本語コースな どが開講される年もあります。

各コースの日本語到達目標

初級 中級 中上級 上級 レベル

N4~ N5 N3 N2~N3 N1~N2 JLPレベル

漢字数

OPI

300 600 900

初 - 中~中 - 下レベル 中 - 上レベル 上 - 下レベル 上 - 中~上 - 上レベル

1000~

日本語集中プログラム 主に日本語を学んだことがない学習者を対象に夏期集中日本語講座を実施します。対象となる学習者はIMF 奨学生と国際大学留学生です。 ひらがな、カタカナ、挨拶、自己紹介、買い物時の会話など日常生活に必要な日本語を身につけます。

日本語プログラム

言語教育 研究センター 教員

英語プログラム

クルックス アンソニー(Crooks, Anthony) 教授 ディーキン大学 TESOL修士号(1999) モンデハー マイケル(Mondejar, Michael) 准教授 コロンビア大学教員養成大学 TESOL修士号(2012)

竹内 明弘 教授 モナシュ大学 日本語応用言語学修土号(1994) 倉品 さやか 講師 広島大学 教育学修士号(2004) 永井 絢子 講師 筑波大学 国際日本研究博士号(2016) 石橋 美香 講師 桜美林大学 日本語教育学修士号(2007)

パーソンズ ダニエル(Parsons, Daniel) 講師 オープン大学 応用言語学修士号(2011)

附置研究所︓国際大学グローバル・コミュニケーションセンター 1991 年の設立以来、学際的日本研究や、情報通信技術の発展と普及に根ざした情報社会学研究を中心に、原理原則に基づいた学術的研究活 動と現実社会との実践活動を並行して推進しています。産官学民の結節の場として、常に新しい社会動向に関する先端研究所であることを目 指しています。

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言語教育情報センター/附置研究所

パートナーシップ/短期研修プログラム

企業との連携 設立当初より、日本のビジネス界から広くご支援をいただいています。授業でのゲストスピーカー、特別講演会、学生や教員との共同研究プ ロジェクト、学生のインターンシップ等にもご協力いただき、実際の企業活動に触れる機会となっています。

グローバル人材パートナーシップ 国際大学は、わが国のグローバル人材育成の最重要拠点となるべく、多くの企業と「グローバル人材パートナーシップに関する覚書」を締結しています。 国際大学グローバル人材パートナーシップ覚書締結企業 2023年4月1日現在(50音順)

21. 中外製薬株式会社 22. 独立行政法人中小企業基盤整備機構 23. 帝人株式会社 24. テルモ株式会社 25. 東京エレクトロン株式会社 26. 東京電力ホールディングス株式会社 27. ナミックス株式会社 28. 株式会社ニコン 29. 日本アイ・ビー・エム株式会社 30. 株式会社日本政策投資銀行

1. アクセンチュア株式会社 2. アステラス製薬株式会社 3. イオン株式会社

41. 株式会社ファーストリテイリング 42. ファイザー株式会社 43. 富士通株式会社 44. 丸紅株式会社

4. EY新日本有限責任監査法人 5. 株式会社エイチ・アイ・エス 6. SMBC日興証券株式会社 7. オリックス株式会社 8. 花王株式会社 9. コスモエネルギーホールディングス株式会社 10. 株式会社小松製作所 11. サントリーホールディングス株式会社 12. 株式会社シーエーシー 13. JFEホールディングス株式会社 14. SWCC株式会社 15. スカパーJSAT株式会社

45. 株式会社みずほ銀行 46. みずほ証券株式会社 47. 株式会社三井住友銀行 48. 三井物産株式会社

49. 三菱ケミカル株式会社 50. 三菱重工業株式会社 51. 三菱ふそうトラック・バス株式会社

31. 日本生命保険相互会社 32. 日本たばこ産業株式会社 33. 日本電信電話株式会社

52. ヤマト運輸株式会社 53. 横河電機株式会社 54. 株式会社LIXILグループ 55. 株式会社良品計画 他1社

34. 株式会社日本取引所グループ 35. 日本マイクロソフト株式会社 36. ハウス食品グループ本社株式会社 37. パーソルキャリア株式会社 38. パナソニックホールディングス株式会社 39. 東日本旅客鉄道株式会社 40. 株式会社日立製作所

16. 住友商事株式会社 17. 全日本空輸株式会社 18. 双日株式会社 19. 第一三共株式会社 20. 武田薬品工業株式会社

* 新潟県とは「連携に関する協定書」を締結

各国政府・国際機関とのパートナーシップ 各国政府や国際通貨基金(IMF)、アジア開発銀行(ADB)、独立行政法人国際協力機構(JICA)などの国際機関、国際援助機関、民間財団等と幅 広いパートナーシップを結んでいます。各パートナーからは留学生への奨学援助や、各種研修事業への様々なご支援をいただいています。 国内外の大学・機関との連携 長岡技術科学大学、順天堂大学、JICAとは連携協力に関する協定を締結、インドネシア、モンゴル、中国等の海外提携大学とのリンケージ・プ ログラムも行っています。 企業派遣生の受け入れ 開学以来、170以上の企業・機関から900名以上の社員・職員が国際大学の修士課程で学び、世界各地で活躍しています。 2023年学生派遣企業(修士課程)(50音順) 味の素株式会社/イオン株式会社/全日本空輸株式会社/ダイキン工業株式会社/独立行政法人中小企業基盤整備機構/東北電力株式会社/ パナソニックホールディングス株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/株式会社日立製作所/広島ガス株式会社/ 三井住友海上火災保険株式会社/明治安田生命保険相互会社/株式会社モスフードサービス/安田不動産株式会社 短期研修プログラム 英語を学内公用語とする国際的環境を活かして、グローバリゼーションを成長戦略の機会として捉える企業・機関に対して各種研修プログラ ムを提供しています。また、ご要望に応じてカスタマイズ型研修も行っています。

夏期英語集中講座 (IEP)

毎年7月中旬から開講される8週間のプログラムで、少人数制(1クラス12名以下)、多国籍環境での集中学習に より、実践的・総合的な英語能力の向上を目的としています。開学以来、本学入学予定者の準備講座として実施、 現在は企業・機関の短期英語研修としても活用されています。 ビジネス及び異文化・行動マネジメント能力、デジタルトランスフォーメーションの知識を兼ね備えたグローバ ルマネージャーの短期育成を目的とした、英語による1週間の合宿型マネジメントプログラムです。少人数グ ループに本学外国人学生がファシリテーターとして参加、海外赴任前研修としても効果的なプログラムです。

グローバル リーダーシップ プログラム(GLP)

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パートナーシップ/短期研修プログラム

出身国・地域

在学生 2023年5月1日現在

修了生 2023年7月1日現在

合計 374 名

男性 3,619 名 国際関係学研究科 3,070 名 女性 1,574 名 国際経営学研究科 2,123 名 143 カ国・地域 合計 5,193 名

69 カ国・地域

男性 197 名 国際関係学研究科 237 名 女性 177 名 国際経営学研究科 137 名

●アジア 2,853名(22カ国・地域) インド(187)インドネシア(622)韓国(32)カンボジア(96)シンガポール(19)スリランカ(106) タイ(200)台湾(17)中国(213)ネパール(79)パキスタン(52)バングラデシュ(138) 東ティモール(10)フィリピン(207)ブータン(18)ブルネイ(1)ベトナム(220)香港(11) マレーシア(89)ミャンマー(302)モンゴル(130)ラオス(104) ●アフリカ 374名(46カ国) アルジェリア(1)ウガンダ(6)エジプト(13)エスワティニ(3)エチオピア(21)エリトリア(1)ガーナ(64) ガボン(2)カメルーン(3)ガンビア(3)ギニア(2)ケニア(33)コートジボワール(9)コンゴ共和国(1) コンゴ民主共和国(4)サントメ・プリンシペ(1)ザンビア(14)シエラレオネ(8)ジブチ(3)ジンバブエ(9) スーダン(8)セイシェル(1)赤道ギニア(3)セネガル(8)ソマリア(4)タンザニア(25)チャド(2) 中央アフリカ(1)チュニジア(6)トーゴ(2)ナイジェリア(18)ニジェール(2)ブルキナファソ(7)ブルンジ(2) ボツワナ(7)マダガスカル(5)マラウイ(4)マリ(3)南アフリカ(20)南スーダン(1)モーリタニア(4) モザンビーク(15)モロッコ(18)リビア(1)リベリア(5)レソト(1) ●東欧・ロシア・中央アジア 322名(21カ国) アゼルバイジャン(3)ウクライナ(2)ウズベキスタン(134)エストニア(1)カザフスタン(15)キルギス(85) ジョージア(2)セルビア(2)タジキスタン(33)チェコ(3)トルクメニスタン(3)ハンガリー(4)ブルガリア(10) ベラルーシ(1)ポーランド(2)ボスニア・ヘルツェゴビナ(2)モルドバ(1)ラトビア(1)リトアニア(1) ルーマニア(10)ロシア(7) ●大洋州 30名(8カ国) オーストラリア(7)サモア(1)ソロモン諸島(2)ツバル(2)ニュージーランド(2)バヌアツ(2) パプアニューギニア(6)フィジー(8) ●中南米 66名(17カ国) アルゼンチン(3)エクアドル(6)エルサルバドル(4)グアテマラ(1)コスタリカ(2)コロンビア(4)ジャマイカ(1) チリ(2)ドミニカ(2)ニカラグア(1)バルバドス(1)ブラジル(15)ベネズエラ(6)ペルー(6)ボリビア(1) ホンジュラス(1)メキシコ(10) ●中東 107名(12カ国・地域) アフガニスタン(46)アラブ首長国連邦(1)イエメン(1)イラク(2)イラン(5)クウェート(1)サウジアラビア(1) シリア(3)トルコ(35)パレスチナ(3)ヨルダン(7)レバノン(2)

●アジア 211名(19カ国・地域) インド(17)インドネシア(12)韓国(2)カンボジア(6)スリランカ(15) タイ(3)台湾(1)中国(3)ネパール(13)パキスタン(11) バングラデシュ(11)東ティモール(8)フィリピン(25)ブータン(6) ベトナム(17)マレーシア(10)ミャンマー(28)モンゴル(14)ラオス(9) ●アフリカ 65名(26カ国) ウガンダ(3)エジプト(1)エチオピア(1)ガーナ(5)ガボン(1) ガンビア(1)ギニア(1)ケニア(12)コートジボワール(1) シエラレオネ(1)ジブチ(3)ジンバブエ(1)ソマリア(3)タンザニア(4) チュニジア(3)トーゴ(1)ナイジェリア(10)ブルキナファソ(1) ブルンジ(1)ボツワナ(3)マラウイ(1)マリ(1)南アフリカ(1) モザンビーク(2)リビア(2)リベリア(1) ●東欧・ロシア・中央アジア 33名(5カ国) ウズベキスタン(11)カザフスタン(1)キルギス(11)タジキスタン(9) ハンガリー(1) ●大洋州 14名(4カ国) トンガ(2)パプアニューギニア(10)パラオ(1)フィジー(1) ●中南米 8名(4カ国) エルサルバドル(4)ジャマイカ(1)ブラジル(1)メキシコ(2)

●中東 7名(4カ国・地域) アフガニスタン(4)シリア(1)トルコ(1)パレスチナ(1)

●北米 5名(2カ国) 米国(4)カナダ(1)

●西欧・北欧 4名(4カ国) イタリア(1)スイス(1)スペイン(1)フランス(1)

●日本 27名

●北米 177名(2カ国) 米国(135)カナダ(42)

●西欧・北欧 102名(14カ国) アイルランド(2)イギリス(33)イタリア(9)オランダ(2)ギリシャ(2)スイス(3)スウェーデン(1)スペイン(5) スロバキア(1)デンマーク(4)ドイツ(12)ノルウェー(5)フィンランド(1)フランス(22)

●日本 1,162名

22 出身国・地域

キャリアサポート

修了生の多くが海外と繋がる仕事で活躍中︕

私は現在、ヤマハ発動機株式会社で働いています。 担当業務は、新興国の子会社の資金調達・ガバナ ンス強化の業務に加えて、新規事業の探索も担当しています。 国際大学に進学する前は、JICA海外 協力隊員としてアフリカのガーナでパイナップル農家の所得向上支援を行っており、その中でビジネスに関す る知識の必要性を感じ、進学を決意しました。 その経緯もあり、国際大学入学当初から、ビジネスを通し て途上国の人々の仕事を作り出す社会貢献を目標にしていました。 国際大学の特殊な地理的環境、海 外の政府に勤めている仲間や日本の企業から派遣されている仲間との生活は、良い意味でとても刺激的 でした。現在出資・外部融資などの財務の業務に携わっていますが、入学当初は財務のことを全く知らず、 1年生の秋学期のFinancial Accountingの授業で辛い思いをしたことを覚えています。 優秀な仲間に 追いつきたいと思い、必死に勉強をし、1年生の春学期のManagerial Accountingでは成績上位3 位を獲得しました。 現在もビジネスを通した社会貢献を達成するため、まずは数字が読めて、マーケットの情報を誰よりも持っ ているビジネスパーソンに成長できるよう日々邁進しています。

古閑 修希 ヤマハ発動機株式会社 日本・グローバル開発学プログラム (MBA) 2022年修了

国際大学で広がる将来の可能性

• 企業/国際機関への就職 • 社内での昇進・キャリアチェンジ • 進学先決定 • 起業 国際大学修了後の将来

国際大学が提供する機会 • 個別面談 • エントリーシート/和英履歴書添削 • 面接対策セミナー/面接練習 • 学内会社説明会 • 修了生ネットワーキングイベント • 修了生キャリアアドバイザー ネットワーク(A-CAN) • キャリアセミナー 目標の明確化・ 目標達成に向けた行動 • 企業/国際機関への応募・準備 • 進学準備(進学先検討) • 起業準備

将来の模索

就職先例 • 国連機関

挑戦してみる

将来の可能性

• 三菱商事株式会社 • 清水建設株式会社 • 日本通運株式会社 • 株式会社ダイセル • 日産自動車株式会社 • アクセンチュア株式会社

国際大学が提供する機会 • 交換留学プログラム(3か月間) • 夏期インターンシップ • 世界約70カ国の留学生との 学び・交流 • 研究科にとらわれずに学べる クロスレジストレーションシステム • 少人数授業+教授の手厚いサポート

• 株式会社KPMG Ignition Tokyo • ステート・ストリート信託銀行株式会社 • JFEエンジニアリング株式会社 等

就職先の詳細は こちらをご覧ください。

23 キャリアサポート

学長メッセージ / 国際大学について

世界が協力する場

大学院大学である国際大学の1学年の学生数は約200名です。 このように少人数ではありますが、 実に約70の国や地域の学生が、世界中から集まっています。 日本国内に現存する「グローバルな異空間」であり、文字通り、「世界を学び、日本を学ぶ場」となってい ます。 基本的には全寮制をとり、英語だけを授業言語とすることによって、世界標準の国際関係学およ び国際経営学に関する大学院教育を、深いレベルで受けることができます。 教員だけでなく職員もまた 英語が使いこなせることも、大きな特徴です。 学生の多くは、JICA(独立行政法人国際協力機構)、ADB(アジア開発銀行)、IMF(国際通貨基 金)などの支援を受け、国際大学にやって来ます。 日本企業から派遣された学生もいます。 また、国内 外から、充実した奨学金制度を活用して個人で入学した学生も、少なくありません。 これらの人々が、 24時間365日にわたって、新潟県南魚沼市にある浦佐キャンパスで勉学と生活をともにするのですか ら、濃密で多様性に富んだネットワークが必ず形成されます。つまり、国際大学は、将来につながる「世 界が協力する場」ともなっているのです。

国際大学 学長 橘川 武郎

このように、国際大学は、他に類例をみないユニークな大学です。 みなさんも、その一員となり、グローバ ルなリーダーとなるための研鑽を重ねてみませんか。

国際大学について

国際大学は、経済界や政府機関、国際機関のリーダーによって、日本初の 全ての授業を英語で行う大学院大学として1982年に設立されました。 創立以来40年にわたり、政治、経済、経営等に関する専門的な知識と技 能を取得し、かつ、世界が直面する諸課題に取り組むための歴史的・文化 的視野を培うことのできる学習と研究の場を提供してきました。 約70カ国・ 地域から学生が集まり、優れた教授陣が教育にあたる国際大学では、次の 2つの研究科で修士課程と博士課程(国際関係学研究科)を提供してい ます。 国際関係学研究科 Graduate School of International Relations(GSIR) 国際経営学研究科 Graduate School of International Managemen(t GSIM) 国際大学は、これまで143カ国・地域から5,000人以上の修了生を輩出し てきました。その幅広い人的ネットワークは、学際的・実践的研究を国内外の 国際機関、経済界、政府機関等と協力して行う際に大いに役立っています。 2014年9月、日本社会のグローバル化を牽引する大学として、文部科学省 「スーパーグローバル大学創成支援事業」に選定されました。 また、2018年 2月、国際経営学研究科は、マネジメント教育の国際的な認証評価機関で あるAACSBより世界で最高水準の教育を提供する教育機関として認証を 取得しました。

“Where the World Cooperates”

初代理事長 中山 素平

理事長 槍田 松瑩

1976 年(財)国際大学設立準備財団 設立発起人代表(敬称略、肩書当時)︓ 佐々木直(経済同友会代表幹事) 土光敏夫(日本経済団体連合会会長) 永野重雄(日本商工会議所会頭) 水上達三(日本貿易会会長) 中山素平(日本興業銀行相談役)

24 学長メッセージ/国際大学について

キャンパスガイド

BBQサイト・テニスコート

修了生の森

体育館

❸学生寮

❹食堂

売店

❶本館

研究所

教職員住宅

❷松下図書・情報センター

キャンパス紹介動画はこちら

❶本館 教室 / 自習室 /

❸学生寮 単身寮︓第1~3学生寮 (各棟約100室) 世帯寮︓1棟18室 ※バイリンガルの管理人が 24時間常駐 ❹食堂 昼食︓11:30~13:30 夕食︓17:30~19:00 (日曜定休) ※ハラルに対応した世界各国 の料理を提供

研究室 / 事務室 / 会議室 ※自習室は24時間利用可能

❷松下図書・情報センター 1F︓PC ルーム 2F︓図書館 3F︓ホール ※図書館は深夜0時まで、 PC ルームは24時間利用可能

25 キャンパスガイド

奨学金情報

もっと多くの日本人に奨学金を

日本国内で返還不要の奨学金を受給している日本人学生はごくわずか。 十分な能力がありながら、経済的理由で進学を断念する日本人は多い。 国際大学は、日本人入学者最大10名の授業料全額を免除するため、中山素平記念奨学金を大幅に拡充。 世界中から集まる仲間と学び、国際社会の舞台を目指す日本人学生を全力で応援します。

中山素平記念奨学金 (給付)

国際大学中山素平記念奨学金は、異文化への理解と共感、また地域社会・日本社会の良き理解者として、国際社会のリーダーとなって活躍することが期待される 学生に奨学金を給付することによって就学を援助し、人材の育成に資することを目的とする国際大学独自の奨学金です。

Student Voice

対象者︓私費学生

年間授業料 免除 免除

入学金 25万円減額

生活費/月 10万円

グレード Nakayama 100 プレミアム

Nakayama 100 Nakayama 90 Nakayama 70 Nakayama 50

― ― ― ― ―

― ― ― ―

9割減額 7割減額 5割減額

佐々木 つづる 国際関係学プログラム 受給奨学金︓Nakayama 100

Nakayama 30

3割減額

― 5~10万円 (2年次の9月から 翌年6月までの10か月間)

Nakayama 同窓会 募集時期は入学後

国際大学には豊富な奨学金制度があり、私は 学費全額免除をいただき学業に一生懸命に努 めています。 自らの学びを究めることはもちろん、 世界各地から集まる学生と共に異文化や日本 の文化を再発見しています。 彼らとの国際大学 での学びは互いに切磋琢磨し自分の知見を広め 深めることができます。

グレード︓入試時の成績と志願者の財政状況を勘案して決定

申請可能外部奨学金(貸与)︓

独立行政法人日本学生支援機構奨学金 公益財団法人山口育英奨学会奨学金

受給条件

国際大学では一定の条件を満たす日本人および外国人留学生(原則として私費学生のみ)に対し、給付、貸与奨学金制度を設けて 就学支援を行っています。 受給を希望される方は、学生募集要項及び奨学金案内を参照の上、オンライン出願内で申請してください。 合格者には合格通知とともに奨学金審査結果を通知します。

さらに詳しい奨学金の情報はこちら

26 奨学金情報

入学案内

2024 入試日程

修士課程 < 国際関係学研究科・国際経営学研究科共通 >

国内居住者

第1期 2月15日㈭ 2月24日㈯ 3月14日㈭ 4月 9日㈫ 第1期 1月25日㈭ 3月15日㈮ 4月11日㈭

第2期 3月21日㈭ 4月 2日㈫ 4月18日㈭ 5月10日㈮ 第2期 2月13日㈫ 3月15日㈮ 4月11日㈭

第3期 5月 1日㈬ 5月10日㈮ 5月23日㈭ 6月14日㈮ 第3期 3月21日㈭ 4月19日㈮ 5月14日㈫

第4期 6月 6日㈭ 6月12日㈬ 6月24日㈪ 7月19日㈮

出願締切日 面接日(オンライン) 合格発表日 入学手続締切日

海外居住者

出願締切日 合格発表日 入学手続締切日

博士後期課程

国内・海外居住者共通 2024年2月20日㈫

出願締切日 面接

2024年4月19日㈮

2023年11月20日㈪ 2023年11月24日㈮~ 2023年12月 1日㈮ この期間中に個別に調整します

2024年4月24日㈬~ 2024年5月 8日㈬ この期間中に個別に調整します

2024年2月26日㈪~ 2024年3月 1日㈮ この期間中に個別に調整します

(オンライン) 合格発表日 入学手続締切日

2024年3月22日㈮ 2024年4月22日㈪

2023年12月22日㈮ 2024年 1月22日㈪

2024年5月22日㈬ 2024年6月21日㈮

就学必要経費 (概算)

学納金

学生寮費 (LAN使用料込)

検定料

9,000円(国内居住者) 5,000円(海外居住者)

単身寮費 世帯寮*費

39,000円/月 53,000円/月

(*海外からの学生優先。 家族と近隣のアパートに入居可能)

入学金 300,000円

生活費 (概算)

授業料

3,200,000円/年 国際関係学研究科 2年制修士課程 (国際関係学、国際開発学、公共経営・政策分析、日本・グローバル開発学) 1年制修士課程(国際公共政策) 博士後期課程(3年制) 3,900,000円 1,650,000円/年

光熱水費 食 費

5,000円 /月 30,000円 /月

教材費 (概算)

国際関係学研究科 国際経営学研究科

30,000円/年 90,000円/年

国際経営学研究科 2年制修士課程 (MBA、日本・グローバル開発学) 1年制修士課程 (MBA1年制、デジタルトランスフォーメーション)

3,200,000円/年

夏期英語集中講座(IEP)受講料(オプション)

7月中旬から9月初旬の8週間プログラム 国際大学入学予定者︓私費学生 企業派遣生 IEPのみ受講生(企業派遣、私費)

3,900,000円

500,000円 1,000,000円 1,200,000円

27 入学案内

公式ソーシャルメディア

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オンライン出願 │ 説明会 │ オープンキャンパス

キャンパス

〒949-7277 新潟県南魚沼市国際町777 025-779-1104 info@iuj.ac.jp https://www.iuj.ac.jp

新潟

長岡

浦佐駅

上越新幹線 「浦佐駅」下車(東口) ・ 東京より90分 ・ 新潟より40分 IUJバスにて約15分

〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F 03-5770-1711 東京事務所

東京

2023年9月

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